アラサーおにいさんの備忘録

アラサー独身おにいさん(おじさんではない)の雑記です。日々の雑記を書き連ねていきます。趣味は、自動車、バイク、自転車、ゲーム、資格取得などなど!

W650を車検に出してきたよって話


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千葉房総半島の素掘りトンネルにて

この日記も、忙しくて、3ヶ月くらいあたためてしまっていました。

温めすぎて孵化しそうです。

たぶん残業100時間超えました。余裕です。

そんな現状ですはい。

 

早いものでW650に乗り始めてもう2年が経ちました。

特にこれといって乗り換える意味も見いだせなかったので車検に出すことにしました。

 

2年で約10,000キロ乗りました。

もともと50,000キロの車体を購入して、今が60,000キロを超えたあたりです。

これまで、整備らしい整備もやって来ませんでしたが、特に不具合なく動いてくれているので、頑丈なんでしょうね。


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↑やっぱカワサキは最強なんだよ。

 

今回整備してもらったのが、ヘッドガスケットからオイル漏れがあったのを交換、キャブレターからガソリンが漏れてたのでオーバーホール、それとフロントブレーキパッドがほとんど残ってなかったのでそれを交換、あとプラグを交換したくらい。

だいたい10万いかないくらいでした。

そのうち3万円くらいが絶対にかかる自賠責費用やらなんやら。

1万8000円くらいが、車検代行手数料。

残りの5万円くらいが材工共の点検整備費用。

まぁ、そんなもんでしょう。

安いとは言えないですが、まぁそんなもんかといった感じです。

 

確かに自分でやれば1万8000円と5万円のうちの作業費がいくらかは浮きますけど、手間を考えたら頼んでしまった方が安上がりだと思いました。

プラグ交換するのも、Wはタンク外さないとできないので面倒くさいからぶっちゃけ自分でやりたくないです。

 

以下、車検にするか買い換えるか迷ったときに考え耽った事を書いていきます。

 

 

バイク、高くなったね…って話

車検に出すついでにレッドバロンを一周回ってあれこれ見ていたのですが………

旧車の高騰は以前からありましたから仕方がないとしても、その他のバイクも結構高い。

特に中型クラスは新車でいいでしょと思うくらい高い。

 

特にヤマハのSRは本当に値上がりしました。

ボロボロの車体でも40万とか50万とか。


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↑平均価格74.6万とか冗談じゃねえ。本当にSRだよね?定価50万くらいだったよ?

 

定価なんてあってないようなもので、今買うべきでは無いと思います。

あとは、カワサキエストレヤ。これはもうキレイなものは80万とかする高級車になってしまいました。店頭にはほとんど入荷も無いそうです。

 

やっぱり普通自動二輪免許で乗れる400cc未満のが人気です。


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↑日本のよくわからない免許制度

 

ちなみにCB400SFなんて中古で60万円。もう少し足して新車買っちゃえよって金額ですよね。

もうなくなるけど。

 

そんな高騰ぶりを見ていたら今乗り換えるのはバカバカしいなと思うわけで、買い替えに踏み切るには時期尚早かなと。

あと2年か3年すればまた価格は落ち着いてくるかなぁと踏んでいるのですがどうでしょう。

買取価格も上がっているのだから、乗り換えはそんな変わらないとバイク屋さんは言っていましたが、個人的にはそんなことは無いと思います。買い取り価格はそこまで上がってないと思います。

 

乗り換えるなら………?

W650から何かに乗り換えると考えたときに、どんなバイクがあるかなと考えてみました。個人的に候補に上がりそうなのをまとめてみました。個人的な評価ポイントで5段階評価してみました。自由帳のラクガキ程度だと捉えてください。

 

  • かっこよさ:独断と偏見に基づいてカッコ良さを評価するよ。

 

  • 美しさ:美的センスはそれぞれだけど、私的には世間一般よりズレては無いと思うよ。

 

  • オンリーワン感:そのバイクにしかない独自性を評価するよ。

 

  • 信頼性:故障しやすそうかしなさそうか、悩んでる時に調べた程度のにわか知識で評価するよ。なお、外車乗りの「思っていたほど壊れない」という言葉ほど信頼性が無い言葉は無いよ。

 

  • 重さ:車体重量から取り回しの良し悪しを想定するよ。実際に取り回したことが無いから想定だよ。軽ければポイントが高いよ。

 

  • 郷愁感:田舎に乗って行って幼なじみの女の子を後ろに乗せたときに、風景にマッチするか否かというフワッとした評価基準。(詳しくは、後述する“今やWに魅了されていたりいなかったり”の私の妄想を参照)これを評価ポイントに入れるのはどうなんだとも思いますが、別に情報サイトでも無いので完全なる独断と偏見によりポイントをつけます。

 

  • ポジション・快適性:跨ってみた感じどうかなってところと、跨ってみたことないものは、なんとなくで。快適性は、ツアラーモデルやアドベンチャーモデルと比較するのではなくネイキッドバイクの中ではどうかなって感じ。

 

  • 価格:私的に高く感じるかどうかってだけ。

 

とりあえずW650を基準としよう。

 

カワサキ W650 ローハンドル仕様
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国産、カワサキのオートバイです。

W650は1999年に発売され、2009年まで生産されていました。

2022年現在においてはデザインは殆ど変わらずW800というオートバイに引き継がれています。カワサキのWシリーズは1966年に650-W1として発売されました。それからなんだかんだ現在までそのブランドが残っているという人気ロングセラーのシリーズです。

 

  • かっこよさ:5

伝統的なカッコよさ。重厚でシンプルでワイドアンドローなスタイル。エンジンもバーチカルツインで無骨に仕上がってはいるんですが、どこかスリムで感じもあって素晴らしいエンジンデザインに仕上がっていると思います。そのエンジンから延びる地面と水平に設置された左右のキャブトンマフラーは納まりがよくてカッコいいと思います。

 

  • 美しさ:5

メッキの箇所が多くて、ピカピカして綺麗。メッキも他の車種と比べると重厚感がある。タンクの塗装も他のメーカーと比べると美しいです。スイッチボックス類も金属製であったり、質感という意味ではワンランク上の作りをしていると思います。

 

  • オンリーワン感:5

ベベルギアタワーはオンリーワン感強い特徴だと思います。他にこのデザインのエンジンは無いと思います。最初は変なデザインだなぁ…と思っていたのですが、だんだん見慣れてくると、これも良いかなと思えるようになってきました。

 

  • 信頼性:5

国産4大メーカーということで十分信頼できますし、そこまで古いバイクというわけではないのでパーツ供給にも問題は無いのではないかと思います。特にW800がまだ現役であり共通するパーツも多いらしく、故障や故障した際に修理不可というのはあまり考えなくていいかなと思います。

 

  • 重さ:2

乾燥重量193kgとのこと。やっぱり取り回ししてみると、ちょっと重いかなと感じます。同じくらいの重さのバイクと比べても重いと感じるので重心が高いんですかね?

 

  • 郷愁感:5

これは完璧。このバイクで田舎に帰りたい。それで幼なじみを後ろに載せたい。目黒製作所時代から50年以上続くカワサキの大型ツインのシリーズ、Wは日本の風景に一番マッチするデザインだと思います。どこに乗っていっても様になるし、特に田舎に乗っていったときにノスタルジックに浸る感覚はWならではの感覚ではないでしょうか。キックペダルが付いてるというのも郷愁ポイント高いです。

 

  • ポジション・快適性:4

クラシックなネイキッドバイクというだけあって前傾が辛すぎる訳でも無ければ、立ちすぎてる訳でもない。丁度いいポジションだと思います。ローハンドル仕様なので少しだけ前傾気味ですが、気味ってくらいでガッツリ前傾ってわけではないので非常に乗りやすいです。

身長170cmでほぼ両足が気持ちカカトが浮くくらいの足つきの良さも素晴らしい。シート高は大型バイクにしては低くて座るところが絞ってあるので、ムチッとした外観に反して足つきは意外と良く、シートもフカフカで乗り心地はとても良いです。

ただ、1点ステップの位置はもう少しなんとかならなかったのではないかなと思います。押し引きする時にちょうど足に当たるんですよね。気になるのはそのくらいです。

 

  • 価格:5

私が買ったときは安かったです。大型にしては中古が安い。車両の出来の良さを考慮すると手が出しやすいのではないでしょうか。

今でも他のクラシカルなデザインのバイクと比べるとそこまで値上がりしてるわけではないと思います。

 

  • 総評:35/40

デザインは、最高にカッコいいんですけど、少し取り回しがしにくいのが仕方がないかなと。一応、大型バイクに分類されるバイクだからある程度は仕方がないと思ってそこは我慢しています。ネットでは軽い軽いと言われていますけど、私はベテランライダー様のように1000cc超の大型バイクを何台も乗り継いで来ているわけではないので、このバイクが大型の中でも非常に軽くて取り回しがしやすいとは思いません。

初めて買う方は実際に押し引きしてみる事をオススメします。実際私は、押し引きしてみて、「なんとかなるだろう」と思って買いました。ただ、実際になんとかはなっているのですが、バイク屋の広い店内で押し引きするのど、都内の狭い駐車場内で押し引きするのとではやっぱり違いました。

でも、このWシリーズは、実物をバイク屋さんで見て欲しいのですが、このバイクから漂うオーラは、トライアンフやモトグッツィ等の外車とはまた違って、塗装が綺麗だと感じました。(個体にもよるのですが)

また、よく比較対象とされるボンネビル等と比べると、Wシリーズは洗練されていない気がするんですけど、それがまたなんとも言えぬ郷愁感、ノスタルジーな感じにつながっているのかもしれません。

たぶん、こういうクラシック系の大型バイクで迷う人は、Wかボンネビルになると思うのですが、デザイン的にはWの方がメッキが多用されていますし、塗装も綺麗。それに、エンジンの形状や全体的なバランスを比べると雰囲気的に"きれい"であると直感的に感じます。対してボンネビルは、全体的に洗練されていて、エンジンのデザインも凝ったものではなく無骨で"かっこいい"というイメージだと感じます。パーツひとつ一つをとってみると、Wもボンネビルも正直甲乙つけがたいですが、塗装やメッキパーツの重厚感はWに軍配が上がるかなと思います。

あとは、マフラーの取り回しでしょうか。ボンネビルはリアに向かって少し上がったようなデザインになっているのに対し、Wは地面と水平に、そして無駄に広がることが無い取り回しで、ボンネビルより落ち着いている印象です。そういう細かいところを見ていくと、ボンネビルはWよりスポーティな印象を受けますし、Wはボンネビルよりコンフォートな印象です。

全体的に綺麗で、デザインのまとまりが良くて落ち着いた印象のこのバイクは私的にはピッタリです。

 

やっぱ外車っしょ!

やっぱり外車には憧れはありました。乗ったときの楽しさやクセは国産車の比ではないと。そう聞けばやっぱり乗ってみたいと思うもの。

以下に記載バイクは、車検を更新するか、乗り換えるか…悩んでいる時に候補に上がった車種たちです。悩みに悩んだのでいろいろ跨ったりもしましたし、探したりもしました。

 

最初に結果から言ってしまうと、私は外車を選ばないし選べないという事が分かりました。理由は以下参照という事で。

 

 

モトグッツィ V7スペシャ
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イタリアのメーカーのオートバイです。

縦置きのVツインエンジンが特徴的なバイクです。基本的にトラディショナルな形のネイキッドバイクがほとんど。種類は様々あるけれど、排気量とデザイン、ハンドルなどが少し違うくらい。

ネットの評判を見ると、同じイタリアメーカーのドゥカティMVアグスタよりは故障しにくいとの事ですが、国産車と比べると信頼性は無いに等しい気がします。

 

かっこよさ:5

外車、しかもイタリア製というだけあってカッコよさは抜牛ンにかっこいい。タンクの形状も少し特徴的、他のメーカーではあまり見ない形です。メーカーエンブレムもかっこいいです。モトグッツィのアイデンティティと言える特徴的な横置きVツインエンジンのワイルドさは他のメーカーには出せないカッコよさです。

 

美しさ:4

美しいというより、どちらかというとカッコいいに振られているオートバイだと思います。硬派というか無骨なイメージで、どちらかというと、綺麗というよりはワイルドな印象を受けます。でも、近くで見た時の塗装とか細かいパーツの綺麗さは高級外車って感じもします。

 

オンリーワン感:5

V型エンジンの横置き。これは、オンリーワンと言わざるを得ない。BMWの水平対向よりもスマートな印象を受けます。非常にかっこいい。だけど、立ちごけ等した時にエンジン本体にダメージがいきそうなのが怖い。だから、グッツィガードと呼ばれるエンジンガードがあるんだけど、これをわざわざつけるのも少し野暮ったい気もしますけど。

ちなみに昔、ホンダのGL Wingシリーズにも似たような縦置きVツインのバイクがありましたが、結局シリーズは続かずに終わってしまいました。GLは当時芋臭いツーリングバイクで、モトグッツィのようなスポーティな感じではありませんでした。


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↑ホンダGL500 Wing

ウィングシリーズは後にゴールドウィングとなる通りツーリングバイクだった。デザイン的には洗練されてる感じはまったくない。

 

信頼性:2

イタリア製ということで、信頼性はお察し。ただ、ドゥカティよりはタフそうではある。だけど、多分ドゥカティと比べると乗っている人の総数が違うもんだから不具合がネットの評判に上がってこないだけなんじゃないかとも思ってます。エンジン自体は非常にタフで評判も上々らしいです。まぁ空冷エンジンで複雑な電子制御などもドゥカティ等と比べるとあまり無いからいいのかもしれません。

外車全体に言えますが、電装系であったり細かいパーツ類の精度が悪いぽいですね。

 

重さ:3

乾燥重量203kg。W650と同じくらいです。重心が低いのかわからないですが、跨って垂直に起こしたときに「おっ!」と思うくらい軽いなと感じます。でも、やっぱり押し引きの際の重さというのはずっしり感じます。

 

郷愁感:3

個人的にはこのバイクに郷愁感はそんな感じません。確かに、何十年も前から続くモトグッツィの横置きVツインは、ノスタルジアなエンジン造形ではあるんだけれども、日本の風景にマッチするかと言われれば、違う気がします。デザイン的に、かなり都会的な印象を受け、これが日本の田舎の風景にマッチするかと言われたら微妙かと思います。都心の渋谷〜大手町〜銀座あたりを流していたらマッチすると思いますが、幼馴染の田舎娘を後ろに乗せて走るバイクでは無い。都会から来た珍しい旅人ポジションだと思います。

 

ポジション・快適性:5

W650よりステップの位置が良い。シートは少し硬めでスポーティな印象。足付きも身長170cmで問題は無く、乗りやすそう。

 

価格:2

やっぱり外車というだけあって、中古でも国産の2~3割くらい高い印象です。別に手が出ないほどの金額ではないですが、もともとのタマ数が少ないのであまり値下がりはしなさそうです。

 

総評:29/40

横置きVツインに心ときめきますが、個人的にスポーティでアーバンなイメージが強すぎたかなと。田舎的な郷愁感はあまり無いです。でも、何かキッカケがあればぜひ乗りたいバイクです。正直、バイクの置き場とお金に余裕があるならばW650の横に置きたいくらいです。

 

 

トライアンフ ボンネビルT100
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イギリスのメーカーのオートバイ。

このボンネビルはWの原型なんて言われています。

現行のボンネビルは水冷になり、スペック的にはWを凌駕しています。

私が欲しかったのは、現行より一つ前の空冷エンジンのボンネビルでした。画像のボンネビルが空冷のボンネビルT100です。

比較対象としては、やはりW800でしょう。

ボンネビルT100の排気量は790ccで、ちょうどW800と同じくらいです。

ただ、ボンネビルはDOHCと言う事で、SOHCのW800と比べると性能が良いように思えます。実際に試乗したわけでは無いので、分かりませんが。

W650と比べると排気音も迫力があって、実際に乗ったらドコドコ聴こえてきて楽しいんだろうなと思いました。

デザインも批判的な意見が殆ど見受けられないのも頷けます。確かにかっこいい。

メタルギアソリッドシリーズでは、エヴァの愛車であったり、スネークが跨っていたり…メタルギアファンであれば一度は乗ってみたいバイク。

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トライアンフT100に跨がるスネーク。メタルギアソリッドVのラストシーンが印象的でしたね。

 

かっこよさ:5

文句無しのカッコよさ。伝統的なブリティッシュスタイルで、これを否定するなら何のバイクに乗ればいいんだと思わせるほど有無を言わせないスタイリング。

ただ、フェンダーがメッキではなく塗装であったり、マフラーの設置場所がWより高い位置にあったりなどW650やW800と比べると全体的にスポーティな印象を受けます。

 

美しさ:5

実物を見てみると、パーツはやはり高級外車というだけあって綺麗です。

W650やW800と比べて、メッキの箇所が少なくて、キラキラピカピカした感じはWには負けますが、塗装自体は綺麗でそれはそれで雰囲気があります。

 

オンリーワン感:2

空冷のバーチカルツインエンジン。ベベルギアタワーを持つWと比べてしまうとオンリーワン感には欠ける気がします。こう、決定打が無いというかなんというか。

 

信頼性:3

これは、なんとも言えないですが、やっぱり外車なので、信頼感は国産に比べると低いかです。空冷で構造はシンプルだと思うのでそこまで大きな故障は無いと思いますが、外車はありえあないような故障をしたり、こまごまとした電装系のトラブルなどあるとよく聞きます。あとは、パーツの値段や取り寄せ状況等、これに関しては良い評判は聞きません。

 

重さ:2

乾燥重量で205kgくらいです。Wと同じくらいです。装備重量で220kg前後になりますから、ちょっと重いかなという部類ですね。

 

郷愁感:4

外車で郷愁感というのは、なかなか感じにくいものですが、ボンネビルはWと似たようなデザインであるためか少しノスタルジーな感じがします。ただ、Wほどではないかなとも思います。というのも、多分Wはコンフォート寄りでゆっくりまったりと走る昔のバイクを目指して作られたのに対し、ボンネビルはトラディショナルな外観のままそこそこ走れるスポーツバイクを目指そうというような感じがあります。Wと比べて差らしい差は無いんですけど、後ろに人を乗せて…とか、エンブレムに書いてあるメーカー名を声に出して読んでみて感じるものとかそういうどうでもいいような事なんですけどね。

 

ポジション・快適性:4

私が跨ったものは、中古でシートが変わっていたのでイマイチ良く分かりませんが、Wと似たような感じだと思います。

 

価格:3

Wと比べると中古も少し高かったです。同じようなボロさでも国産車のボロいのと外車のボロいのと比べると、同じ値段で売られていたとしても外車は故障が怖いです。

 

総評:28/40

最初にバイクを買おうと思った時に悩んだ1台です。おそらく、W800とあんまり値段変わらなくてもボンネビルを選ぶことは無いかなと思います。何か、興味本位でレンタルとかで乗る機会があったらいいな程度で、ガッツリ所有したいとは思わないんですよね。個人的にこのボンネビルにはWに勝る決定打が無いんですよ。デザイン的にもWがコンフォートな感じで、ボンネビルがスポーティな印象です。エンジンからみてもボンネビルの方が性能が上なのは明らかです。外車の楽しさは乗ってみなければ分からないといいますが、私は乗り味より、その機械の信頼性やデザインを重視したいです。

ただ、あこがれるのは、”トライアンフ”といういかにも外車!というメーカー名。声に出して読みたいメーカー名ではかなりの上位に位置すると思います。あと、”ボンネビル”って言う響きもかっこいいです。

「何乗ってるの?」と聞かれたとき、「あぁ、ボンネビルだよ。トライアンフの。」って言いたい。所有感とか満足感とか…そういうのはボンネビルの方があるんだろうなぁとは思います。

 

 

ドゥカティ GT1000
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故障率に定評がある泣く子も黙るイタリアの高級メーカー、ドゥカティ

動いている時間より故障している時間の方が長いと言われているほど。

価格も高いし故障率も高い。でも人を惹きつける何かがあって、乗ってみると楽しいらしい。

飾っておく分には良いと思いますが、ドゥカティに乗ってツーリングに行こうとは自分は思いませんね。だって乗り物として信頼できないですもん。

 

かっこよさ:5

確かにかっこいい。これは本当にかっこいい。モンスターやパニガーレ、ディアベルといった現代的なデザインを多く排出するドゥカティですが、このGT1000は、かなりクラシカル。

 

美しさ:4

このGT1000は、ドゥカティにしては多くの金属パーツで構成されており、各々の金属パーツの仕上げは流石です。ただ、デザイン的には、美しいというよりは、少し無骨な感じがします。

 

オンリーワン感:3

ドゥカティのエンジン、通称Lツインなんて言われていますが、ただの90°角のVツインです。街中でドゥロロロロ!っとけたたましい音を立てながら加速しているバイクはだいたいドゥカティ。店員さんからいろいろ話を聞きましたがあまり理解できませんでした。

結局はただの角度つけたVツインやん。って感じでオンリーワン感は無いかなと。

 

信頼性:1

ドゥカティのバイクに信頼性を求めるのは何か間違っている気もするのですが、やはり故障は多いみたいです。昔よりはマシ、国産と比べたらそりゃ…というのはバイクに限らず舶来品を売るときの店員さんの常套句です。

とにかく私は故障率の低いオートバイに乗りたいと思いましたまる

 

重さ:3

恐れ多くて現物に跨った事が無く、何とも言えませんが、データ上では乾燥重量185kg。ガソリン、オイルなど入れて200kgとかそんなもんでしょう。まぁ、鉄のパーツをふんだんに使われているバイクですから200kg前後になるのは致し方ないですね。

 

郷愁感:2

かなりスポーツ寄りに作られている外車という事で、郷愁を感じる造りでは無さそうです。後ろに人を乗せるにはちょっとな…といったところ。ただ、バーハンドルにツインショック、丸形ミラーなどドゥカティにしてはかなりのクラシカルデザイン。全体的なイメージはスポーティ。

こう、親戚のお兄ちゃん的な存在の人が乗ってきて「うわぁ!カッコいい!」となるバイクであって自分がこれに跨って女の子を後ろに載せて風を切って走る妄想はできなかった。

 

ポジション・快適性:3

画像を見てるとドゥカティにしてはポジションは楽そうです。体格的なところもあると思いますが、かなりオーソドックスなポジションになりそうで、悪くないとは思います。

 

価格:1

やっぱり外車は高い。特にドゥカティMVアグスタといったイタリアブランドはマスプロブランドの中でも頭一つ飛び抜けて高いです。

 

総評:22/40

デザインはかなりかっこいいですが、価格帯も高いし故障は多い。そんなバイクに誰が乗れるのかというと、そのバイクが好きでたまらない人、乗れなくても大丈夫な辛抱強い人、お金持ちなどなど。私はどれも持ちあわせていないので多分ドゥカティには乗れません。一生に一回くらいは所有してみたい気もしますけどね。


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ドゥカティオーナーになるには彼らのように故障を笑い飛ばせるほどの余裕が必要なのかもしれない。

 

 

ロイヤルエンフィールド ビュレット500


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インドのメーカーのオートバイですね。

もともとはイギリスで創設され、世界最古のオートバイメーカーなんて言われてますが、一度倒産してインドで再興されたブランドです。ただ、歴史があることには変わりないです。生産するオートバイもトラディショナルな形のものが多く、クラシカルなデザインがハマる人も多い。

 

かっこよさ:5

このクラシックなデザインは最高にかっこいい。ブリティッシュなんだけどボンネビルのようなスポーティなイメージではなく、軍用車のような武骨さの方が強く感じられます。

その車体形容は現在においては同じようなデザインで生産されているメーカーも無い為、飛び抜けて特徴的で、ちょっとファンタジー感すらある旅したくなるバイク。

 

美しさ:3

新品状態であれば非常に美しい外観です。ただ、塗装が悪いのか、メッキが悪いのか中古車は結構サビや色あせが強い印象です。まぁそれも味といったらそうなんでしょうけど、パーツの仕上げという点において国産と比べてしまうと今一つ感は否めません。

あとは、全体的なデザインの印象はピカイチに良いんですけど、細かいパーツを見ていくと安っぽいパーツもあります。実際値段も安めなんですけどね。デザイン的にはボンネビルやWシリーズより更に懐古的なデザインで美しさとカッコよさを兼ね備えた素晴らしいデザインだと思います。

 

オンリーワン感:5

ここまでクラシカルデザインのバイクは他にないのではないでしょうか。SRやWよりもさらにクラシックな外観です。空冷単気筒の500ccも最近では珍しいのではないでしょうか。

 

信頼性:2

インド製だけあってちょっと信用できません。故障も多いと聞きます。しかし、構造がシンプルなので自分で直せる・直すのが好きな人は良いのではないでしょうか。でも、個人的にはこれでロングツーリングするとなると心もとないです。見てくれるバイク屋さんも少ないでしょうし。

 

重さ:3

パーツに鉄が多く使われているというだけあって排気量の割に少し重いですが、シングルなので全然余裕です。取り回しもしやすいのではないでしょうか。

 

郷愁感:4

歴史の古さはピカイチ。スポーツバイクがというより、もっと昔の軍用車のような出で立ちで、跨ったポジションもWやボンネビルより身体が直立している感じです。ノスタルジアな感じはビンビンに感じるんですけど、自分が思った方向性とは違って、このバイクが醸し出す雰囲気は、北欧とかの原野をパタパタと冒険しながら走る…という、なんというか、キノの旅みたいなイメージが強くて、日本の風景とはマッチしないかなと。


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キノの旅はブラフシューペリアというバイクがモチーフですが、ちょっと雰囲気は似ている気がする。

 

ロイヤルエンフィールドというメーカー名も相まって、やはり声に出して読んでみると、ヨーロピアン。ジパングで発するには奇特な名前に感じられます。確かに昔はBSAとかAJSノートンなどのバイクがイギリスより入ってきて、日本でメグロ製作所などのオートバイメーカーがコピーした…という源流があるのは理解できますが、まだその時代はオートバイが珍しかった時代。若人が気軽に乗りまわせる物では無かったと予想されます。ですから、私が考えるノスタルジアより更に古い時代で、ちょっと違うなと感じた次第です。

 

ポジション・快適性:4

結構ゆったりまったり乗れるバイクではないでしょうか。ただ、高速道路での巡行は少し辛そうです。

 

価格:3

インド製のバイクと考えると、少し躊躇してしまう値段設定。そもそもタマ数も少ないので、値段が下がっていかないという現実もあります。

 

総評:29/40

このデザインで。この空冷単気筒エンジンで。これが国産メーカーから発売されたら絶対に欲しいバイクになると思います。

このロイヤルエンフィールドというメーカーは、故障が多いのがまず難点。そして、パーツ一つ一つの仕上げや塗装を見て、車体価格とのバランスが取れているか?と聞かれたら、ちょっと高いかな。と思います。外車なのでそこはインド生産でも仕方がないかなとは思いますが。そもそも玉数も少ないのでそこまで中古価格も安くなっていません。パーツも日本に在庫が豊富にあるわけでもなく、インドからすぐに入ってくるわけでもなく…という事なので、実用性も重視して買うには躊躇してしまう。盆栽バイクとしたら、かなり良いのでしょうが、オートバイという乗り物として考えると信頼性が低く、どうしても選択肢から外れてしまう。

 

 

という事で、個人的に気になる、外車を取り上げてみました。

でもやっぱり国産がいいかな。やっぱり多少メンテを怠っても調子よく走ってくれるので信頼感が違う。

外車の話をすると、今の外車はあんまり故障しないよおじさんがよく湧いてきますが、周り見てるとやっぱりそれなりに故障してますよ。

もっと前に比べたらマシになった。ってくらいじゃないでしょうか。

そして、外車乗りと国産車乗りで認識の相違が起きるのが、「故障とみなすかどうかの度合い問題」です。

外車乗りの特徴ですが、走れなくなるような重大な故障でない限り「故障した」とはなかなか言いません。

そんな人たちがよく使う常套句

「これは消耗品だから仕方がない」

外車に乗るには、トラブルをトラブルと思わないおおらかな心が必要です。

そういう考えは、残念ながら私は持ち合わせていないので、外車の維持は難しいかもしれません。

外車や旧車に乗っている人がよく「手のかかる子ほど可愛い」とよく言っていますが、私はそんな事を言っている人に「信頼できない相棒に命は任せられますか?」と問うてみたい。

機械というのは、信頼できるものが一番だと思います。

そんな考えの私は、外車を所有すべき向ではないのかもしれません。

 

ということで今回、ちょっとバイクにも慣れてきたし外車でもどうかなといろいろ調べてみたので、まとめてみました。

 

 

今やWに魅了されていたりいなかったり


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↑狭いところだと少し取り回しするの心配になる

 

いろいろ乗り換えたい気持ちもある反面、心の中で「やっぱりW」と思う気持ちもあります。

デザインの秀逸さはもちろんのこと、比較的乗りやすいバイクである…ということが魅力かなと思います。

このエンジンは低速トルクからドドドっと回ってくれるので非常に乗りやすいです。トルクで走るってこういうことなんだろうなと。

このフィーリングは結構気に入ってますし、個人的には高回転でヒュンヒュン回すより、エンジンの鼓動を感じられてオートバイに乗ってるんだなぁって感じを改めて認識させてくれるのがお気に入りです。

 

あと、これ結構大事なポイントなんですけど、「川崎重工業」といういかにも日本らしいメーカー名も結構気に入っています。

 

彼女「ねぇ、それなんていうの?」

ぼく「オートバイ」

 

(ぐるりと一周見回して、横のエンブレムを見つけて)

彼女「カ・ワ・サ・キ…?」

 

ぼく「カワサキW650、ダブロク」

 

そんな会話を女の子としたいのだ。


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↑彼のオートバイ彼女の島より

主人公のコウ(ミナミの帝王、竹内 力)が乗るのは650RS、通称W3。

 

やっぱり、川崎重工業本田技研工業ヤマハ発動機………うーん、どれを取っても渋い………

 

Wで田舎に帰りたい妄想の話

私は、東京生まれ東京育ちなんですけど、オートバイで田舎に帰るのが夢なんですよ。

 

ここからの話はあくまで、妄想でしかないんですけど……

田舎っていいじゃないですか。


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↑初夏、大山阿夫利神社バスロータリーにて。


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↑幼なじみの女の子や仲のいい隣の家のお姉さんとかいてさ。


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↑友達と一緒にバイク弄ったりしてさ。


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↑優しいおばあちゃんがいてさ。


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↑近所のおじいちゃんが意外とバイク好きだったりしてさ

 

そんな中、大学進学や就職で東京に出ていきたいんですよね。まず、上京というのを経験してみたいんですよ。


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↑3月下旬から4月にかけてキラキラした若者が東京にやって来るのはなんか微笑ましい光景。みんなピュアな瞳をしている気がする。

 

そんなこんなで東京の波に揉まれて数年が経過。ひょんな事から田舎に帰る用事ができて、田舎に帰りたい。


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ホムンクルスの漫画。エロ漫画なんだけど、ロマンがある。私の妄想バイブルである。

 

もちろんバイクで帰るのだ。


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↑やっぱりこういう絵になるバイクってのはWなんだなって。※絵のバイクはW3だけど

 

変わらないおじいちゃん&おばあちゃん。

かつてバイクの楽しさを共にした友達はすっかりと丸くなり、バイクを降り結婚した。

そして、幼なじみの女の子は成長し立派な女性になっていた。

 

家につくと、おじいちゃんが迎えてくれる。

おじいちゃん「音が聴こえたから出てきてみれば………」

ぼく「久しぶり、じいちゃん」

おじいちゃん「おぉ〜、Wか。ええバイクじゃな」

ぼく「タンク、ペタペタ触らないでよ、おじいちゃん」

おじいちゃん「昔はワシもメグロの〜〜」

 

なんて若い頃に戻ったように話すのだ。


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↑目黒製作所 Z7 スタミナ号

おじいちゃんが、しきりにメグロメグロと言うやつ。

会社でバイクに乗ってるって話になったときに、顧問のおじいちゃんに「メグロか?」と聞かれたときは驚いた。メグロか?なんて聞いてくるおじいちゃんは、都市伝説だと思っていたから。それほどメグロのバイクはセンセーショナルな乗り物だったのでしょうね。

 

 

バイクを降りた友人とは…

 

友人「なぁんだ、お前まだバイクなんて乗ってんのかよ」

ぼく「まぁね。都内だと渋滞凄いからバイクだと移動するだけなら速いから」

友人「都内…ね。」

ぼく「そういや、結婚したんだって?おめでとう。」

友人「コロナで結婚式も挙げてないけどな」

ぼく「ふぅん…」

友人「バイクも、お前が東京行ってから売っちゃってさ、全然乗ってなかったよ。」

ぼく「そっか………どう?これ跨ってみるか?」

友人「マジで久しぶりだなぁ…。じゃあお言葉に甘えて………ヨッと……」

ぼく「エンジン、かけてみなよ」

 

キーをひねり、エンジンに火が入る。

キュキュキュッ…

友人「………」

スロットルを捻り、エンジンを吹かす。

ぼく「どした?」

友人「俺さ………やっぱまたバイク乗りたいかも………嫁さん…許してくれっかなぁ………」

 

そうやって眠ってたバイク熱を再燃させたい。



 

幼なじみの女の子とは…

 

幼なじみ「まーたバイクいじっちょる。高校の頃から変わらんね。」

ぼく「悪いかよ。そーいや、お前もずっとそーやって見てたな。つまらなくない?」


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↑ちょっと雰囲気違うか……もう少し年齢を重ねるとこんな感じかも。

 

 

そんな話無いなんてことはよく分かっているんだけど、憧れありますよね。

じいちゃんもばあちゃんも、この世にはもう居ないですし、幼なじみも東京出身だと近所との付き合いも殆ど無い。中学高校は男子校で過ごし、コミュ障ぼっちのまま卒業。

 

なんにもない人生だなぁと。
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まじでこうなりそう。

仕事だけで死んでしまいそうな人生。

 

Wの話がかなり脱線してしまいましたね。

 

長くなったんで今回はこのくらいにしておきます。