さて、いかにも犯罪臭を感じさせるアニメタイトル、「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」とかいうアニメを見てみました。
特に何かキッカケがあったわけではないですけど、ただ、タイトルを見た時に「これはなんなネットで問題になりそうやな」とふと思ってしまったので見てみました。
内容的には、サラリーマンのオッサンが、家出少女の女子高生を泊めてあげるというアニメ。女子高生誘拐犯罪アニメ!!と、フェミニストが騒ぎ立てそうなアニメだ。
↑フェミニストは毎日謝られるのを待っているのだろうか………
スーパーカブで、あそこまで犯罪だぁなんだかんだって叩かれていたのですから、このアニメもさぞかし炎上したのだろうと思ったら、そうでもなかった。
やっぱり、バイクオタクの声がデカいだけだったか?
といってもフェミニストの叫びって意外と取りざたされずに流されること多いよね。だっていつも的外れな事で怒っているからね。だからかな。
あらすじはいかに
同僚にも恵まれ、比較的ホワイトなIT企業で働く、アラサーリーマンの主人公。
好きだった女上司に振られ、酔っ払って帰宅している途中、自分ちの近くの街灯の下に家出系女子高生が悲しそうに座り込んでいた。
↑言うて悲しそうじゃなかった。まだ余裕あるな。
酔っていたこともあり、家出系JKにダル絡み説教を始める主人公。
でも、なんだかんだで可哀想だから泊めてあげた。
たぶん泥酔していたのもあるだろうが、特に女子高生に誘惑されても何もせずに1日目の夜が終了。
僧侶系主人公かな?
でも、普通手出せませんよね。私もそうです。だって怖いじゃん。なんか裏がありそうじゃん。
これが東京生まれ東京育ちトモダチ無しの、人間不信の心が擦れてしまっているアラサーの意見ね。
じゃあ、家出少女を家に泊めてあげる心理とは?
①下心
下心であっても、自分の家に知らない人を上げるのは怖い。と思う。私は、パーソナルスペースを大切にする人なので、友達でもあまり上げたくないですね。あ…だからモテないのか。
②かわいそう…という同情。いわゆる捨て猫を拾う心理。
私はね、そういう家出少女を見て、「自業自得やで…」と思ってしまう性格なので、人を助けるってことは多分向いていない。あ…だからモテないのか。
まぁ、百歩譲ってサイゼリアでおなかいっぱい食わせてやるくらいはしてあげるかな。
↑「泊めてよ」なんて言われたら、私だったらこう言っちゃうかな。
主人公は、②の感情にて引き取ったと。
それで、なんやかんやあって同棲して、衣食住を提供。まぁ大企業の独身貴族なら学生を一人面倒見るくらい経済的には十分可能か。
あぁ…僕には辛いけど。経済的にも。平日は残業ばっかで帰ってこない。休日はツーリングで基本家にいないとか、家出少女にとって都合よすぎか?家主と基本顔を合わすことが無いとか最高か。
じゃあ、その家出少女も家出少女でいい子過ぎる。家事もやってくれるし。わがままは言わない。そんな子いない。この現代日本にはきれいな心を持ちすぎている。と思う。
女僧侶か。
↑家でご飯つくって帰りを待っていてくれてる制服着たJKが居るとか最高か?
いや、僕の心が穢れていただけってコト?東京で生まれ育つと、性悪説至上主義になるんですよ。
↑俺自身ももう汚いからさ。身体は清いままだけどね。
そうだ、あらすじの話でしたね。
最終回までのあらすじ的には…
なんかかわいそうやし家出少女拾うか…なんだワ→
↑東京の人はつめたい←これは間違ってる
東京の人は現実を知ってる。だいたいこういうのに同情して助けてるのは田舎出身の奴ばっか。……………嫉妬じゃないよ?
って地元北海道やんけ。簡単に帰れねぇなおい…とりあえず当分は保護気分で飼うか…なんだワ→
同僚とか好きな女上司に家出少女を飼っている事がバレたんだワ…どうするんだワ……どうするんだワ………→
↑好きな女上司と飼いJK………修羅場なんだワ………
家出少女なんか良い子やしなんかかわいそうやなってことで同僚や女上司しょうがないねで丸め込んだんだワ。これはナイスJKなんだワ→
↑私もたまには誰かに甘えたいンだワ
主人公が家出少女の可愛さに気が付く。よく見るとかわいいなおい…なんだワ→
↑可愛くなかったら拾わなかったことだろう。あと、もっとクソガキだったら拾わないね。
富豪の東京で働くアニキ登場(高級車乗り回すイケメンだけどかなりマトモ)してきたんだワ→
↑これ静止画だとガラス叩き割ったように見えるね。ゴリラやん。
↑女の子もゴリラになる時代。
アニキ「母親がブーブー言ってるから帰るで」そう言うんだワ→
↑BAYONETTA3発売中。
とりあえず家出少女を北の大地に返すことになったんだワ。悲しみ深いんだワ→
帰る前に事情聴取しておくか…なんだワ→
仲の良い友達が居たんだワ。だけど、家出JKがイケメン先輩から告白されて、それを
フッたから、その仲のいい友達が陽キャクソギャルからのターゲットになったんだワ………→
↑スクールカーストの上と下。陽キャと陰キャ。カースト上位の奴への嫌がらせはその友達を攻撃することで精神的にけずられていくんだワ。守るものが多くなるほど、人は弱くなるんだワ。
んで結局、その友達イジメられすぎて目の前で自殺したんだワ→
↑オンナって複雑よな。イジメとか最低やぞ。オンナは陰湿やからナ………そういうとこやぞ。オンナ。
それを母親に「あんたが殺したんじゃね?」って疑われた。つらいんだワ。もう嫌なんだワ………家出したるんだワ………んで今に至るんだワ………→
なんか家出少女の境遇かわいそうなんだワ…同情致し方なしやなって感じなんだワ………意外と壮絶だったんだワ……………→
毒親のせいで帰りたくないって事は良く分かったんだワ。でも帰って?なんだワ→
↑はよ神居古潭に帰れ!いきなりオラァ!!
※神居古潭とは、北海道旭川市にある地名。カムイコタンと読む。厨二病なら1度は調べるカッコイイ地名No.1に輝く場所。
↑この顔がこのアニメのヒロインの1番可愛い瞬間であった。
殴られたから北の大地に帰るんだワ………→
やっぱなんかオジサン心配だし家出少女の実家まで付いていくか…なんだワ→
↑なんで田舎の人って東京を目指すの?東京で生まれ育った私にとってはその気持ちが分からないんだワ。
家出少女のトラウマ克服のために一肌脱ぐんだワ。友達が自殺した場所に行くんだワ→
↑なんだかんだトラウマ克服できてよかったんだワ。でも同居人だった赤の他人のオッサンといっしょなんだワ。これオッサン居る?ねぇ?
家で娘の親に会ったんだワ。毒親になんか怒られたから、土下座してなんとかその場は丸く収まったんだワ→
↑サラリーマンの必殺技ちょっくらかますんだワ。
↑ここ最高にサラリーマンよな。土下座すればなんとかなる。兄貴も土下座している………
↑おいおいアニキぃ
↑でも、私だったらこんな毒親には絶対に土下座しない。申し訳なさそうなフリで乗り切る。逆に私は飼っていた時にかかった費用を叩きつける。イキったこと書いてるけど、実際は何も出来ないでしょうな。
↑ワイはおぼっちゃんだったのか……
とりあえずこれで平和な日常に戻ったんだワ。よかったよかったなんだワ→
→数年後→
家出少女「高校卒業したからまた戻って来たんだワ」
↑また来ちゃったンだワ。
めでたしめでたし…なんだワ………だワ。
現実は、辛いよね。
もし現実だったら「なんで、俺、こんな変なことに巻き込まれてるんだろ」って思うでしょ?そうでしょう。仕事以外に問題を抱えるなんて勘弁勘弁ご勘弁ですよ。
↑なんで人の親に。しかも面倒見てやったのに。なーんでペコペコバッタに並んとあかんのや。
結局「おせっかい」って面倒事を抱えるだけですよ?あと、おせっかいできるのって経済的余裕=心に余裕がある人だけですよ?
わかりゅ?
それに他人の家庭の事情にまで口を出すなんて絶対に嫌ですね。プライベートまで変な問題抱えたくないし、そういうのは余裕のある人がすることです。
あ、だからモテないのか?…
主人公が、「俺も北海道についていく」って言い始めた時は、まじかぁ…って感じですよね。一般人がそこまでやれない。本物の僧侶か何かなんですか?僧侶もそこまでやらないよ?
あ、でもその子の家族が金持ちだったら、ワンチャンあるか?富豪のアニキに泣きついたらなんとかなりそうまである。
感想的な話
ちょっとフェミニストの方たちにとってはセンセーショナルな題名でしたが、ふたを開けてみれば、”いつもの角川系恋愛ラブコメアニメ”でしたね。
なんか、この一言で何となく想像つく人もいるでしょうか。少女アニメとはまたちょっと違うんですよね。なんか男目線というか…
簡単に書くとですね。
最初は興味なし。主人公とヒロインの接点できる→なんやかんやヒロインにいろいろ問題発生→ちょっといい雰囲気になる→恋仲になりたい!主人公もなんか気持ちに気が付く→ヒロインの問題解決→主人公も友達や同僚から意気地なしと罵られ腹を決める!告白!すき!!→でも一部のイヤミな人から反対意見!やっぱだめ!→周りのいい人たちの援護!!→なんやかんやで周りに祝福されながら恋仲に…
↑次の話、だいたい読めた。ってなる。
大体そんな感じ。それに、恋のライバルだなんだかんだ出てきて作品ごとにアレンジが加わって多岐にわたる。だけど、おなじ展開。
だから、焼き増し感が強いんですよね。だいたい8話か9話あたりから忙しくなって、12話あたりで終了みたいな。
途中から、ハイハイあ~いつものねって感じで気が付いちゃうんですよね。
↑だいたい半分くらい見るとこうなっちゃう。
まぁ頭空っぽで見れるのでいいんですけど。
だいたい、こういう恋愛アニメを見た後って空しくなるんですよね。
都合のいい話ばっかりで、まぁ男の理想をとりあえず詰め込みましたって感じ?
自分を叱ってくれる最高の友達or同僚。自分を好いてくれるかわいい恋のライバル。性格も顔も全てが満点なヒロイン。
クソ陰キャのアラサーがひとつも持っているはずもなく…
↑う、うるせぇ!!
中高生の頃は、なんかこういうの見てワンチャンあるかもなんて思ったもんですが、現実は意外と辛くて、何もないままアラサーになってしまいました。
別に現状に満足しているので、いいんですけど。
アニメ自体はまぁ…流し見する分にはいいんじゃないですか?
特に笑いどころも何もなく、「みんな面倒見いいなぁ…」とか「そこまでするかね…」とか「まじかぁ…」だいたいこの3つの感想しか出てこない。
あとは、女の子が可愛くていい子すぎるねってだけ。
↑最後にもう1回貼っておくね?ヒロインの1番きゃわきゃわなシーン。
※本記事のあらすじなどの項においては、ろてぃ氏の嫉妬に満ち溢れた感情から舞文曲筆されて書かれている部分もあります。現実のアニメとは多少解釈が違うシーンもあるかと思います。ご了承下さい。
今回はこのくらいにしておきます。