アラサーおにいさんの備忘録

アラサー独身おにいさん(おじさんではない)の雑記です。日々の雑記を書き連ねていきます。趣味は、自動車、バイク、自転車、ゲーム、資格取得などなど!

魁力屋に初めて行ってきたよって話

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赤い背景に白文字の看板のラーメンチェーン店といえば?

山岡家!ラーメンショップ!そして、魁力屋ですね。

だいたい、都心から外れたロードサイドにあってドライブとかしてる時に目に入って気になるけれど入ったことがないラーメン屋三銃士と(私の中で)呼ばれています。

 

ちなみに、魁力屋と書いて“かいりきや”と読みます。

 

京都府京都市が発祥。看板にも京都北白川と書いてありますね。

歴史は意外と浅く、2005年にチェーン展開を開始しました。

山岡家が1988年にラーメン店1号店を出店ですから、魁力屋はまだまだ新しいんですね。

 

ということで、特に目的も無く、フラフラバイクに乗っていたら千葉方面に行っていたので魁力屋木更津店に行ってきました。

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↑魁力屋 木更津店 ※写真は魁力屋ホームページより

昼時は、かなり混んでいました。山岡家のように強烈な獣臭さも無いですし、入りやすいです。気になるのは、その山岡家に似た店構えくらいです。

 

注文は、メニューで店員さんにとってもらいます。山岡家やラーメンショップのような券売機はありませんでした。

 

店舗としては、全国に100店舗以上展開しているので、地方にドライブに行くとだいたい街道沿いで1回は見かける並にあります。

※関東での感覚ですが。

私も、行きたくて行ったわけでは無く、たまたまそこにあったので入っただけです。

 

どんなラーメンなんですか?

赤背景に白文字というと、やっぱり山岡家を思い出してしまう訳ですが、山岡家とはまっっったく違います。

まず、店舗がくさくない。

それもそのはず、魁力屋で提供されるのは京都ラーメンと呼ばれる、鶏ガラベースの醤油ラーメンなのだから。

 

ということで、ドン!


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↑欲張って特製醤油全部のせラーメンを選んだけれど、チャーシューが余った。チャーシューは10枚くらい乗ってたと思う。

 

これじゃ、スープが見えないね。

 

Wikipedia先生から画像をお借りするとしよう。

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↑これが魁力屋のラーメンだ。1番オーソドックスな特製醤油ラーメン。

みそ、塩などもあるが、やはり1番は醤油だろうね。

 

意外とアッサリなスープと濃厚背脂がそこそこ美味い

いわゆる、背脂チャッチャ系と呼ばれるラーメンです。豚の背油をラーメンの上でチャッチャと跳ねさせて脂の塊を降らすことからチャッチャ系と呼ばれているとかそんな感じだったと思う。

 

画像を見てわかる通り、豚の脂がみじん切りみたいな状態になって浮いている。これがチャッチャされた脂。

見た目は、油っこそうだけど、くどいかと言われると、そこまでくどくない。意外とスープと背脂を混ぜてしまうと、ベースが鶏ガラっていうのもあってアッサリしている。

スープは飲みきるまではしなかったですが、そこそこ美味しい。脂は多めにしても良さそう。

返しも、結構ジャンキーな味がして悪くはない。

アッサリスープに、背油が適度に絡むと、確かにおいしい。

 

ゴワゴワの細麺がそこそこ美味い

麺は、細麺。レビューには中細面と書かれているので、そうなのだろう。これも京都ラーメンの特徴なのかな?

細麺は、すぐ伸びるので固めオーダーでちょうどいいかも。

ちなみに、”ゴワゴワしてる”っていうのを”低加水麺”というらしい。

対して、多加水麺というのは、モチモチした食感との事。私は、前者の低加水麺の方が好き。だけど、つけ麺は後者の多加水麺の方が好きかな。

ぶっちゃけこの辺良く分かってないです。知ったかで語ってすいません。

でも、まぁこの魁力屋の麺は意外と美味しいと思う。蓮華でスープと一緒に口に入れるのがよろし。ただ、結構すぐ柔くなるのでカタメで頼みたいところ。

 

トッピングも誤魔化しながら食せばそこそこ美味い

トッピングは、九条ネギ?いや、違う。たぶん普通の青ネギぽい。九条ネギが良ければトッピングで注文するか、九条ネギラーメンを頼もう。

ぶっちゃけネギは微妙。特徴が無くて、味・香りが薄い感じ。

ただ、「味、香りが薄い=ネガティブ」という捉え方をするのはちょっともったいないです。

ネギ入れ放題というだけあって、テーブルに青ネギが入った入れ物が置いてあるんですけど、後半味に飽きて来た時に、その入れ物から大量の青ネギをラーメンスープに突っ込んで麺と一緒に掻き込むと、食感も変わって、そこそこ美味しく食べられます。

私はスープに浸したネギを、余ったチャーシューに巻いて食べていました。これが意外と美味い。それを白ご飯の上に乗っけて食べても美味しそう。

その他、チャーシューやメンマ、海苔は普通。チャーシューは薄い。それも京都ラーメンの特徴かも。

味玉はしっかり味がついていて、好きな味。

この辺はぶっちゃけ記憶に残る感じはしませんね。

全部のせで、飽きるほどチャーシュー食べたのに、記憶に残る味ではありません。

チャーシューは薄いのと、低温調理なのかな。じゅうしぃ(安倍ちゃん風に)かな。それくらいかな。

 

あぁ、そうそう。沢庵がテーブルに置いてあって食べ放題。

味に飽きた時に口に放り込むとちょっとサッパリする。

白米を一緒に頼む時とか少し嬉しいと思う。

私はチャーハンを頼みましたが。

こういう口直しが用意されているのは嬉しかったりする。

 

総じて言うとそこそこ美味い…というより普通

ネットでは検索候補に「魁力屋 まずい」と出てくるが、決してまずい訳では無い。

何か食べた時、「うん、まぁ普通に美味い。」って感じあるでしょ。その感じ。感動する味ではない。

 

まぁ、チェーン店だしね。

驚きや創作性や感動を求めに行く場所ではない。

 

そもそも京都ラーメン自体、そんな特徴のあるものではないですしおすし。

クセがなくて万人受けする味とも言えますけどね。

 

最後に

ぶっちゃけ魁力屋は看板が良くない。赤背景に白文字はやはり山岡家のイメージが強すぎる。「山岡家と同じ感じやろな………臭いのかな………」と敬遠している方がいれば是非とも1度入ってみて欲しい。

あの看板はなんか美味しそうに見えないんですよ。個人的なイメージですけどね。

ただ、ラーメン自体は山岡家とはまったくの別物だし、クセが無くて食べやすい醤油ラーメンです。背油も一見くどそうだけれど、そうでもない。バランスが取れたラーメンではないでしょうか。

 

それに、店が臭くない。そこそこ綺麗である。そこが良い。子供向けのメニューも用意してあり、家族で来れるのも良いですね。

山岡家は、入店する時にあの臭いに堪えないといけないですからね。家族や友達と食べに行く時、耐えられない人は多いと思う。

 

最近は魁力屋も店舗数がかなり増えてきているので、食べたいものが無い時に。昼時になんか赤い看板が目に入った時に。そんな瞬間に立ち寄ってみてもいいのではないでしょうか。

 

今回はこのくらいにしておきます。