ラーメン山岡家 阿見店
ご存知だろうか。株式会社丸千代山岡家が運営するラーメン山岡家。
ラーメン好きなら1度は聞いたことあるだろう。
赤い看板・店舗がよく目立つ。
23区内では2021年8月現在では出店は無いのではないだろうか。
主に都市部以外のロードサイドに多く出店されており、どの店舗も車で来れるような、広い駐車場がある。コロナ前は年中無休24H営業だったので、夜間に働くトラックドライバーであったり、工事現場の作業員達に人気であった。
そのため、一部店舗ではシャワー室があったりもした。
今も正直言って、民度が良いお店ではない。
お店に入ると豚骨ならではの動物園ぽい臭いが鼻につく。まぁ豚骨ラーメンなのだから仕方が無いだろう。10分くらいで鼻は慣れてくる。近くに住んでる人はたまったもんじゃないだろう。
オーダーは券売機式。コミュ障でも安心だ。
意外とメニューが多い。
ただ、券を渡す時に「麺の硬さ」と「脂の量」と「味の濃さ」を聞かれる。ここだけは店員さんとコミュニケーションを取らなければいけない。
最初は加減が分からないし、何をどう答えればいいのかわからないコミュ障の諸兄も多い事だろう。
そんなコミュ障向けに魔法の言葉を授けよう。
「全部普通で」
これに尽きる。
とりあえず、ベーシックを知ろうぜ。
↑私が訪問した時はもう夏。暑かったので、醤油のつけ麺をチョイス。
確か普通盛りで770円。
ラーメンのスープをつけ汁用に濃くしただけなので、味はあんまラーメンと変わらない。
山岡家に来る度に思う事………
どんぶりの色が昔のトイレの色……………
↑流石に料理系のネタなので便器本体の画像はやめといた。
はい。
メニュー的には、醤油、味噌、塩がオーソドックス。あと、味噌系で辛味噌と特製味噌が選べる。
中でも1番オーソドックスなのは醤油だろう。1番の古株。伝統の味。
どれも豚骨ベースなのは変わらない。
ガツンと来て、クセになる。との事。
基本は豚骨スープに上記の調味料の組み合わせ。シンプルだね。
でも、豚骨?うーん………ホント?って感じで意外と豚骨感は薄くない?店内の臭いに騙されてないか?
シンプルというのもあるだろうが、券を渡してから出てくるまでの時間も速い。これは好印象。
味の感想から。特に感想を書くレベルでもないのだけれど、スープは脂の量を普通にしても結構入ってる。私は胃もたれするレベル。
味は醤油ベースだが、醤油の塩味がドーン!って感じ。最初は醤油感をあまり感じなかったのだが、食べ進めていくうちに醤油の味が強くなっていく。
濃口しょうゆを舐めた時のような、塩味とともに酸味が強く感じられる。これは、つけ麺は顕著。ラーメンだとそこまで酸味は感じられない。
麺は太麺。これはラーメンもつけ麺も同じ麺を使っているのだろう。そのまま食べると少しだけ小麦の香りも感じる。コシもあるし、及第点かな。ぶっちゃけこれと言った感想は思い浮かばない。
トッピングは特にこれと言って………なのだが、クソほど甘いチャーシューが気になった。個人的にはジャンキーな味がしてこれはこれで好きなのだ。
というか、しょっぱいつけ汁にこの甘いチャーシューは癒し。
あとは、辛みの強いネギ。スープに沈めておくといい感じに落ち着く。
本当は白髪ネギをトッピングしたかったところだが、やめた。
あと、ほうれん草が美味しい。もうちょっとマシマシにしたいくらい。
結局美味しいのかと聞かれたら、私的には「食べられなくはない。」という回答がベストだと思う。
もちろんファンも多く、好んで食べている人も多いので否定はしませんが、あれを有難がって食べる領域には達せないですね。
まぁ、普通のラーメンが670円なので手軽にお安く腹を満たすのには丁度いいですけどね。
そんな山岡家の魅力とは。
味は美味しくないんですよ。店も臭いし。だけど、何ヶ月か何年か経って山岡家を見つけると「おっ、山岡家かぁ…たまには食べてみるかな」そう思わせてくれる、美味いと不味いの絶妙なライン。遠くからでも目につく赤い看板。そして、どうぞ停めてくださいと言わんばかりの広々とした駐車場。しかもロードサイドにそれがあると「たまには食べてみるかな」と思わせてくれるんですよ。
あと、ネットでよく「まずい」と評されるのを見て、怖いもの見たさで行きたくなるんですよね。
今度は味噌ラーメンでも食べてみようかな。そう思いました。
でも、山岡家のラーメン食べたあとって胃もたれするんだよなぁ………
年取ったなぁと思う今日この頃。
今回はこのくらいにしておきます。