また、飯田橋に行く機会がありました。という事でまたまたラーメンビル。
今回は1階の森井さんにお邪魔しました。
”京都ラーメン”という言葉に惹かれ入店。
お店の外から、中を覗くと人がいっぱい……こりゃ待たないとダメかなぁ…と思ったら………
「今なら空いてますよ」と店員さんに呼び止められました。
とりあえず券売機で食券を買う。
券売機でメニューを選ぶと麺の固さとか背油の量を選んだ気がします。
とりあえず全部、普通で頼みました。
私は、そのお店がちょうどいいバランスで作ったフルノーマルの状態でまずは食してみたいのだ。
多分、皆が頑張って生みだした黄金率っていうのがあるはずなんですよ。それをまずは食べてみたいわけですね。
この気持ち分かりますか?
そんで、フルノーマルの食券を店員さんに渡すと席まで案内してくれる。
せまっ苦しいところで食べさせられるんやろな………と思ったら、狭い階段の先…なんと地下に案内されました。
いや、地下あったのかい!って。スカイリムの洞窟の狭い階段みたいな所を下る。
↑階段の入口のイメージ
そこには2畳程度の狭い空間。それでも1階のカウンター席よりは全然いい。
↑誰かのサインが躯体に書かれている。
席は3席ほど。コンクリートの打ちっぱなしで、普通は、機械室か倉庫にでもする場所ですよ。
別に汚いという意味で言っているわけではないです。ビル自体はかなり綺麗です。
なんか「そんな雰囲気だね」ってだけ。この狭さは、なんか童心をくすぐられる部屋なのは違いない。
↑京都熟成醤油ラーメンを選択。
これが1番オーソドックスなのだろう。
スープは思っていたより色が濃く、結構ガッツリ背油が浮かんでいます。これで背油の量は”普通”。
鶏ガラベースの出汁に、醤油&背油。魚介感は無し。
ねぎは、緑色の九条ネギ。白ネギと違い、少し硬めのシャクシャクというかシャキシャキという食感が麺を啜る合間につまむとかなりいい感じ。
チャーシューは最近流行りの低温調理。あとは、細めのメンマ。
この辺の具は可もなく不可もなく。
麺は、頼むときに細麺か太麺か選べたと思いますけれど、私は細麺にしました。
なんか、ぶっちゃけ九条ネギくらいしか京都感は無く、こう………インパクトは無いですね。食べて「おおっ!」という驚きは無い。決して美味しくない訳では無い。
例えるなら、学校のクラスで勉強が結構出来るけれど目立たない存在みたいな。
………………この話はやめよう。
まぁ、とにかく記憶に残るラーメンではないってこと。それはそれでいいんですよ。
日常的に食べるなら、このような記憶に残らないラーメンが良いでしょう。家系とか濃厚〇〇ラーメンとか…なんか疲れるでしょ?毎日食べられないでしょ?
なんかね、豚骨は疲れるんだワ。
まだコッテリしてるけれど、シンプルな醤油ラーメンの方が毎日イける。
しょうゆうこと。
そもそも京都ラーメンってなんぞやってハナシ。
イメージ的には、アッサリ薄味、スープの色も薄い………みたいなイメージでしたが、意外にもスープの塩味が強いし、色も関西にしては結構濃いめ。背脂もコッテリと十分乗ってます。
なんかイメージ違いました。
Wikipedia読んだら、私がイメージしていたのは「京風ラーメン」であって「京都ラーメン」ではなかった。
↑というかWikipediaに京都ラーメンの項目があって驚き。
まぁ、一言で表すと「美味しかったけれど、記憶には残らない味」って感じ。
例えば天下一品のラーメンの味を思い出してと言われても日常的に食べてないと思い出せないでしょ。
決してディスってる訳では無いです。決して。良い意味でニュートラルな美味しい醤油ラーメンって意味です。
とりあえず今回はこのくらいにしておきます。