コーヒートークっていうゲームをやってみたよって話
コーヒートーク、2021年5月のフリープレイで貰えたので、プレイしてみました。
私はPS4でプレイ。ディスクでは発売されていない、所謂インディーズゲームってやつですね。
買うと1600円らしいです。
↑一応PSストアのページ貼っておきます。
どんなゲームなんですか?
分類的には、アドベンチャーゲームです。
文字を読み進めていくゲームですね。
基本的にはストーリーをすすめていくだけです。お客さんとの会話に選択肢も出ないのでただただ読み進めていく。
そして、要所要所でお客さんが所望する飲み物を作って出す。
そんな感じ。
会話の流れから欲しいものを察してあげたり、ストレートに○○が欲しいと言ってくる人?もいる。
↑へいらっしゃい!なんにしましょっ!て感じ。
注文を受けたら、飲み物を作る。制限時間も無いので、まったり作ろう。
↑つまりはこういう事。
※コーヒートークに桐生ちゃんは出ません。
↑コーヒーのレシピをスマホで調べて作る………
スマホっていうのが現代ぽいよね。
↑各パラメータは、材料を入れる順番によっても変化する。
材料を入れる順番で正解不正解も出てきてしまう。
そういった時は回数に制限はあるけれど棄ててもう1回作ることが出来る。
ゲームのボリューム的には1日あたり、お客さんを3~4人を相手にして、14日くらい。
ガンガン読み進めて言くと、すぐ終わってしまう。
プレイ時間的には一周するのにしっかり読み進めて4~5時間といったところでしょうか。
↑ちなみに、様々な言語でプレイできる。
まぁ、ボイスは有りませんね。文字だけです。
ボイス無いので、自分のペースで読んでいける。確かにこのゲームに音声は少し野暮かもしれない。
ストーリーや舞台など
↑舞台は2020年、シアトル。
オークやエルフ、魚人や人狼等様々な種族が存在する世界。
彼らは、現在の人間と同じようにIT、自動車工業などで生計を立てていた。
そんな中、深夜だけオープンする街角のカフェを営む主人公。
↑様々な種族がひしめくアメリカ、シアトル。
舞台設定はなかなか面白いと思いました。
彼らのグチや悩みを聞いてやったり、よもやま話で暇つぶしの相手をしたり…………
仕事が終わり、各々のプライベートを過ごす深夜だからこそ話したくなる事もあるって感じ。
↑サキュバスとエルフのカップル。やはり種族を超えたお付き合いはいろいろ難しいものがあるみたいだ。
恋に落ちる相手は選べない………ね。
↑サキュバスの悩み相談に乗ってあげる吸血鬼ってのもこの世界観ならでは。年齢の考え方や種族の考え方などの違いなどからアドバイスしてあげたり………
そんな、話を聞いていると、小説のネタを探しているフレイヤが、思いついてしまう。
「そうだ、このカフェに来る人をネタにして小説を書こう………」と。
↑この店の常連さん。フレイヤ。
新聞の短編小説を書く傍ら、夜な夜な喫茶店に現れてはカフェインたっぷりのエスプレッソを飲みながら、作家を目指し物語を執筆する。
↑シアトル市警勤務からネタ集めするフレイヤ
いろんな人の抱えている悩みや、世間話に花を咲かせる。
↑ヴィーガンの吸血鬼。吸血鬼にとってのヴィーガンは生き血を飲まないことらしい………
こういう設定も面白い。
↑そして、2020年と言えばあのウィルスの話も………………
↑そして、シアトルに出逢いを求めてやってきた宇宙人………使っているアプリは………?
↑炎のマークでスワイプして選ぶ………
もしかして…………………
↑これ?
あんまり書くと、ネタバレになってしまうので、このくらいで。
深い話は、ゲーム内で彼らに出逢って聞いてみてくださいよ。
感想とか
良かったと思ったところ
少し古めかしいPC88やX68000時代のような美しいドット絵の表現。
う〜ん…なんか懐かしいですね。
↑キレイめのドット絵がアニメーションのように動くのは、かつてのPC88のアルファ(当時スクエアが発売したアドベンチャーゲーム)を彷彿とさせる。
↑クリスちゃん可愛いなぁ。もう40年近く前だぜ?
これ、ドット絵がスムーズにウィンクしたり、笑ったりするの。それが非常に可愛かった。あと、BGMも良かった。
ちなみに本作も、音楽が非常に素晴らしい。世界観にマッチして落ち着く。ホントに深夜にコーヒーでも飲みながらプレイしたくなる。
Coffee Talk (Original Soundtrack) ☕ - YouTube
↑残っていたら聞いてみてください
雨の夜にタバコ吸いながら何か飲みたくなる。本当にそんなBGM。BGMはどこかのジャズから引っ張ってきてるのか、オリジナルなのかわかりませんが、背景や深夜ならではのちょっと大人なしっとりした会話にもマッチする。
↑警察官とアイドルと作家。
エルフや吸血鬼、サキュバス、そしてもちろん人間も………様々な種族が普通に会話するストーリーも面白い。
コロナウイルスの話題やTinderの話など、まったく違うファンタジーのキャラクターなのに、tinderやってたりしてるってなんか面白いですよね。
あとは、思考自体は我々現実の人間と同じってとこ。
つまり、種族間の違いはあれど、人間のようにスマホを使い、仕事の事で悩んだり、恋について悩んだり………普通に振る舞ってるって言うのがいいんだ。
2020年のシアトル(現実)と、ファンタジーのキャラクター(空想)といい感じに混ざりあってるんですよね。
魔法がある訳では無さそうなので、めちゃくちゃな世界観にはなってないってのが良い。
ストーリー的には、登場人物一人一人、深い所に踏み込んで行く感じではなくて、あくまで自分はカフェのマスターでしか無いから、ちょっとした悩みを聴いたり、お客さん同士の会話に耳を傾けたり………
そもそもゲーム自体も4~5時間で終わってしまうものですから、そこまで深く踏み込んでも………ね。
感覚的には読むポッドキャストみたいな。そんなカジュアルなところが心地いい。
悪いと思ったところ
ラテアートが上手くいかない!!!
↑別に上手く書いたからってどうなるって訳では無いけど、どうにもならん。
まぁ、文書を読み進めていくゲームなので、たいして悪いところも見つからないのです。
悪いところ、以上!
感想
最初は、「あ〜、いつもの雰囲気ゲーね。」ってあまり期待しないでプレイを始めたのですが、思っていた以上に良かったです。
いや………意外と、雰囲気ゲー好きなのかもしれない。
ストーリー、キャラクター、世界観、音楽………どれをとってもユルいというか。まぁ、自分はカフェのマスターなので、あまり干渉しないで人の話をラジオのように聞いているイメージですか。
ほら、よくあるじゃないですか。
↑荒川区役所の前の釣り堀。あくまで個人的意見ですが、平日の昼間から釣りしてる奴は、だいたいヤバい奴。と思ってる。
荒川区役所の前の釣り堀で、アル中の彼女が夜中失踪して探しまくった話とか、お金借りたけど、来週返さないといけないけどまったく用意できてないけど釣りしてるって笑い話とか、生活保護の受給をパチンコで使って何円勝ったとか………まったく赤の他人の話だけど、なんか聞いちゃいますよね。
そんな感じ。この感じわかりゅ?
ゲーム性に関しては、アドベンチャーゲームなので特に悪いところも思いつきません。システム面も最低限のものはあるので、特に不足を感じません。
ストーリーとか世界観の整合性とか、セリフ回しとか、グラフィックの粗とか………そんな細かいことまで考えてゲームやらないので、私。
こういうゲームは、雰囲気で語っていくゲームでしょうから雰囲気が良ければそれで良しです。
結構楽しめた。息抜きにはピッタシ。
そんなゲームでした。
結構いいゲームですよこれ。オススメです。
ここからは、マジで何の役にも立たない雑記だよ
ちなみに、私、コーヒー好きじゃありません。
苦いの苦手です。
麦茶とかもあまり好きじゃありません。焦げたパンを水で薄めたみたいな味するし。
カフェもまったく行きませんね。仕事中の時間潰しとか、タバコ吸うためにドトールとかの安い喫茶店に逃げ込むように入るくらいで。
特に最近はドトールとかも禁煙になったので入る機会ホントになくなってしまいました。
↑ドトールカード持ってたのに今ではほとんど出番がない………
なんか、近所の喫茶店とかに入り浸ったりしてみたいですけどね。私にそんなまったりできる時間とお金が無いのです。
コーヒーも普通の喫茶店でも缶コーヒー3つは買えてしまう金額ですから。
それに、まったり本を読もうとなると、1~3時間は入り浸るようになる。
コーヒーや紅茶1杯でそんな時間居るのも気まずいし………そもそも勉強するなら家で良いし。
それに、常連になるというのがあまり好きじゃない。誰かに顔を覚えられるというのがあまり好きではない。
自意識過剰かもしれないけど、「また、アイツ居るよ………暇なのかな?」
みたいな。
↑通いつめるとこう思われてしまうのかな?
実際は別になんとも思われてないんでしょうけど………でも、自分が気になるから嫌なだけで。
↑これ、意味が分からないという人もいるけど、私は少しわかってしまう。
まあ、つまるところ、私………アラサーのおにいさんは、コミュニケーション障害を抱えた痛い人ってこと。
↑つまりはこういうこと。
これ読めば、コミュ障治る?
さて、そろそろタバコを1本呑んで寝ようと思います。
今回はこのくらいにしておきます。