アラサーおにいさんの備忘録

アラサー独身おにいさん(おじさんではない)の雑記です。日々の雑記を書き連ねていきます。趣味は、自動車、バイク、自転車、ゲーム、資格取得などなど!

ワンダと巨像をプレイしてみたよって話〜プレイ感想と評価〜

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ワンダと巨像

 

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より2005年に発売されたアクションアドベンチャーゲームです。

プラットフォームはPS2でしたが、後にPS3PS4で高画質となったリマスター盤が発売されました。

 

ワンダと巨像Google検索しようとするとワンダと"巨人"と出て来ますが、正確にはワンダと"巨像"です。



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↑これは巨人のドシン(任天堂ゲームキューブソフトより)※関係性はまったくありません

 

上田文人氏が監督を手掛けた、「ICO」、「ワンダと巨像」、「人喰いの大鷲トリコ」の三作は綺麗なグラフィックで描かれた独特なファンタジー世界で繰り広げられるアクションアドベンチャーゲームとして世界でも評価が高い作品たちです。

ゲーム業界にあまり興味が無い人からすれば「誰だそれ?」って感じでしょうが、ゲームの名前くらいは聞いたことがあるでしょう。

どれも有名なゲームです。

有名なゲームだったのですが、私はどうも食指が動かなく、どの作品もやった事がありませんでした。

 

というのも、私は明確なストーリー語りの無いゲームはあまり好きではありません。

例えば、ダークソウルやブラッドボーンなどもそうです。キャラクターがあんまり喋らなくてサポートしてくれるキャラも居なくてひたすら1人で敵を倒したりするゲームっていうんですか。

そんでストーリーは理解しにくい。あとは、プレイヤーの皆々様で考えてください…みたいな感じ。

今でもこのタイプのゲームはあまり好んではやりませんが、今回、ワンダと巨像はフリープレイでダウンロードしていたのでプレイしてみた次第です。

あまり期待していなかった中でプレイを始めた訳ですが、評判の通りの綺麗なグラフィックと、独特な世界観に惹き込まれてしまいました。

 

という事で、一周してみたので簡単にレビューでも書いてみたいと思います。

ネタバレ有りよりの有りかもしれません。

 

という事で本編です。

 

 

ワンダと巨像ってどんなゲームなんですか?

ワンダと巨像は、最初にも書きましたがジャンルとしてはアクションアドベンチャーとなります。

アクションゲームなんですが、謎解き要素もある。そんなゲームをアクションアドベンチャーと言うらしいです。

この辺の線引きは曖昧で、メーカーが言ったもんがちって感じもありますが。

 

このゲームは何をするゲームか、一言で表すと………

「16体の巨像を順番に倒していく」

これに尽きます。これしか、やる事がありません。


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↑天の声が破壊しろって言うから………

 

それだけ聞くと、ただのアクションゲームじゃんと思うのですが、巨像を倒すためにはいろいろ考えて、工夫して倒していく必要があります。

それがアドベンチャー要素。つまり謎解き、考える要素という訳です。

 

巨像とは連戦する訳ではありません。

  1. 平野の中央にある祠から巨像がいる方向へ移動する。
  2. 巨像と出逢って闘う。
  3. 倒したら中央の祠に戻される。

これを16体分繰り返します。

 

めちゃくちゃ広くて密度が高いステージとは言えませんが、キレイな平野や砂漠などを超えて巨像を目指します。


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↑愛馬と一に狭くも美しい世界を旅する

 

その道中に謎解き要素やザコ敵は居ません。

巨像の居場所は剣と太陽の光が行き先を教えてくれます。行き先を示す看板も無ければ、文字が書かれたものは何もありません。

そして、そのフィールドに街もありませんし、暮らしている人々は居ません。

 

ストーリーはどんな感じなんですか?

 

ストーリーを語る前に、登場人物を紹介しましょう。

 

 

登場人物は?

 

主人公の男の子、ワンダくんf:id:ROTY_NORISU:20201124032241j:image

↑どことなくゼルダの伝説っぽい。

グッタリとしたモノちゃんをアグロに載せて古の地を訪れた主人公ワンダくん。何故か魂が失われてしまったモノちゃんを生き還らせる為に奮闘する少年。

 

魂が抜けてしまった少女、モノちゃんf:id:ROTY_NORISU:20201124032342j:image

↑No soul No life〜魂無しでは生きていけない〜

ワンダくんとの関係?それは分からないんだなこれが。でも、ワンダくんが、モノちゃんの為に命をかけて闘うって事は、かなり大切に思われてると言う事。関係性は兄妹かもしれないし恋人同士かもしれない。そこまでは描かれていない。

 

ワンダの愛馬、アグロf:id:ROTY_NORISU:20201124032656j:image

↑多少無理がきくサラブレッド。操作にクセがある。ファンタジー界のナリタブライアン。途中、ヨッシーの如く崖から落とされる。無念。


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↑イメージです。

 

天の声、ドルミンf:id:ROTY_NORISU:20201124032549j:image

↑天の声。実体らしい実体はない。

巨人を破壊するとモノちゃん生き返るよって言ったから!壊した俺は悪くない!

多分悪の親玉。だんだん力を強めていき、最後にはワンダ君の身体を乗っ取ります。

 

魔法使い、エモンf:id:ROTY_NORISU:20201124032945j:image

↑原住民って感じ。

 

あと、エモンの部下達
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↑ワンダ!逮捕だオラァ!と乗り込むシーン。

 

エモン達は、ワンダ君が古の地に踏み入れて巨人を壊しまくってるという噂を聞きつけ、ワンダ君を追ってきた形で古の地に踏み入れます。

奴らは本気で殺しに来ます。大人気ないね。

まぁ、彼らとの戦闘アクションは無いんですけどね。

 

これくらいでしょうか。

いや、アグロは登場"人物"なのか………?

でもこんなもんです。

 

登場人物は5少なく、明快です。

でも、ストーリーは分かりにくいところがあります。

 

 

で、ストーリーは?

ゲーム中のムービーだけでは少し理解しにくいところが多いです。なので、私的な解説を。間違っているかもしれませんが、悪しからず。

 

舞台はどこになるの?

まず、舞台についてお話します。

舞台は、古の地(いにしえのち)と呼ばれる平野や砂漠地帯、湖などを有する一帯です。


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↑人が踏み入れてないから環境は凄い良い

 

神々が住まう踏み入れてはいけない土地であるため、居住人などは誰一人居ません。

祠や神殿ぽい場所等がある事を見るに、かつては文明があって、何千・何万年後に禁足地になったという感じですか。その辺の設定までは分かりません。

そこを、主人公ワンダくんと、愛馬アグロとで冒険して、巨像を倒していくストーリーです。

フィールドは意外と狭いです。64の時オカのハイラル平原よりは大きい。

 

 

なぜ、巨像を倒すの?

古の地の祠に到着したワンダは………

ワンダくん「モノちゃん……………どうしよこれぇ。まじヤバイなぁ。古の地に来たけどなんとかならんのかこれぇ。」

 

モノちゃん「………………」

 

そこで、突然声が聞こえてきます。天の声ドルミンですね。

 

ドルミン「古の地に存在する16体の巨像を倒せば、モノちゃんの魂、戻るんじゃない?」

そう、天の声は言った。


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↑人の心の弱い所につけこむの本当に良くない

 

なぜ、モノちゃんの魂が失われたのかは分からないし、ホントに巨像を倒せば魂が戻るのかも分からないけど、とにかく何かにすがるしか無かったワンダくんは………

 

ワンダくん「とりあえず、言われた通り巨像ぶっ倒すか」

 

となった訳です。


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↑ワンダ君「モノちゃんは取り敢えずここにお供えしておこ。」

 

 

旅、始めるか。

そして愛馬、ナリタブライアンもといアグロと一緒に各地に配備された巨像を倒す旅に出ます。
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↑どこ行こうかな………と、当てもなくさまようわけにも行かないので、何かヒントが欲しい……………

ということで、使うのは剣。

剣を日光に照らすと、巨像が居る方向に向かって伸びていきます。


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↑巨像、居場所バレバレやんけ。

行くべき方向は、剣の光と地図で確認しながら進めていきます。

 


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↑アグロ!って呼ぶとどこにでも着てくれるのが頼もしい。レッド・デッド・リデンプションみたい。


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↑愛馬っていいですよね。

ワンダ君とアグロも、トイ・ストーリーのウッディとブルズアイみたいな関係性かな。

やっぱり人って何かに跨って移動する。そして跨る馬とは信頼関係が築かれるっていうのが本能に染み付いてるんですかね。だからバイクも大事に磨いてる人が多いのかも。

 

そんな訳でとりあえず各地の巨像をハントしていくわけです。

 

巨像ってどんなものよ?f:id:ROTY_NORISU:20201124033537j:image

↑巨像は16体。コイツらを倒していく。

 

巨像は普段蒼い目をしていますが、挑発したりワンダ君を見つけると黄色や赤に光って攻撃してきます。それが攻撃の合図です。いわゆる怒り状態。


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↑怒ってる怒ってる!怒り状態だ!!ていう会話を私も10年前にしたかった。モンハンも一人ぼっちソロハンターだったからね。哀しい。

 


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↑最後の一撃は、せつない。

※このゲームのキャッチコピーです。

倒すと血みたいな黒い"何か"が巨像から飛び散り、ワンダ君に吸収されていきます。なんでしょうね。


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↑いろいろな巨像がいます。


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↑動物ぽいのとかも居ます

 

ということで、ワンダくんは天の声の言われるがままに巨像をぶっ倒していきます。


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↑背中に乗って剣で弱点をぶっ刺そう。

各巨像には弱点があって(光ってる紋章部分)、そこまでいろんな手段を用いて登って行きます。

 

巨像を倒す毎に、ワンダ君に吸収される黒い"何か"。ドス黒くて、吸収されるとき、ワンダ君苦しくて倒れちゃうレベルなので、良いものじゃ無さそうです。

ここで察しのいい人は気が付きます。

 

「実は巨像を倒してまわるの、なんかイケナイことなんじゃね?」

 

ハイ。そのとおりでございます。

 

では、ワンダくんは何をやっているのでしょうか。

 

神殺し

 

巨像をぶっ倒した後に自分の中に入り込んでいる何かは、"呪い"なんです。

まるでアシタカ。


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↑我が名はアシタカ!東の果てよりこの地へ来た!そなたたちはシシガミの森に住むと聞く、古い神か?

 

ワンダ君の身体には目に見えての呪いの効果は出てきませんが、巨像を倒すごとに黒い影が増えていってます。


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↑見世物じゃなーて!どっかいけ!

 

同じ"神殺し"仲間

アシタカは、村の皆を救った代償として。

ワンダ君は、一人の女の子を救う為。

彼女?妹?の為に呪いにかかる事もいとわず巨像と闘い続けるワンダ君。

 

誰かの為にというのは変わりません。

 

という事で、ここまでが巨像をバッタバッタと倒して回るストーリーです。


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↑もう巨像倒すのツラい………………

※そういう描写はまったくありません。

 

 

いきなり進み始めるストーリー

ストーリー後半になると、一気にストーリーが進み始めます。実質12体目あたりからが本編と考えてもいいレベルです。

ただ、最初の天の声に言われるがままに巨像を破壊していた…という描写は重要だと思います。モノちゃんを助けようと盲目に頑張る姿はストーリー上必要でしょう。

そこから、止めに入ろうとしてくる人達(エモン)が登場し、「あれ?巨像をぶっ壊すのって悪い事なの?」と気が付きますね。

 

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↑ドルミンは次は…次は………と煽ってきます。


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↑でも、たまにはヒントをくれる良い奴な1面もあります。

 

そして、ワンダ君がバッサバッサと巨像を倒してく中で、神殺し警察が古の地へ到着。ここまでストーリーの進展はまったくありません。ここからが本編です。


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↑器物損壊罪を捕まえに来たんやで

巨像を倒すのはアカンことやで!!


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↑エモン到着。

私もこういう仮面付けようかな。仮面流行らないかな。マスクみたいに。

 


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↑無抵抗のモノちゃんにセクハラしようとするオッサン達。

 

一方その頃……

 

ワンダ君は真っ黒に燃え尽きていた………
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↑呪いで真っ黒になっちゃった!!

 

そして、ここからエンディングに。

 

古の地を冒険して各地の16体の巨像をぶっ倒したワンダ君。


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↑ワンダ君「巨像全部倒しちゃった(・ω<) テヘペロ」

エモン「なんということだ………」


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↑怒られてしまった……🥺ぴえん🥺

 


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↑もうこの目はぴえん🥺を超えて🥺ぱぉん。

実際、振り返ればドルミンのあやつり人形として、モノちゃんの復活を餌に、巨像を壊し続けていただけでした。


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↑お?やんのか?やんのか?

エモン達は、巨像を殺しまくったワンダ君を殺そうとしてきます。

 

もちろんこれまで、巨像をバッサバッサと倒してきたワンダ君に取って、人間の3人や4人余裕で………


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↑やっぱダメでした。

大人が寄って集ってリンチしてきます。酷い🥺

結果、ワンダ君は殺されてしまいます。

 

しかし、ワンダ君の死体から黒い煙………影のようなものが湧き出てきます。

 

その正体はコイツ、天の声ことドルミン。


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↑お前………そんな格好だったのかよ………

ドルミンが実体化。


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↑16体の巨像にドルミンの力を分散し封印されていたものと考えます。

 

ワンダ君が巨像を倒した後に黒い呪いのようなものを吸収していましたが、それはドルミンの力の一部なのだと思います。

16体倒した今、ワンダ君の身体にバラバラになっていた力が集まり、ドルミンは完全復活を果たしたと。

 

たぶんね。

 

恐らくですが、ドルミンは人間にとって厄災みたいなもので、人間はそれを恐れるがあまり封印したのでしょう。


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↑復活したドルミンは、ワンダ君を操り神殺し警察の皆様を殺し始めます。

復讐や!倍返しだ!!と言わんばかりに。


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↑流石のエモンデカチョー(刑事長)もこの顔である。

 

しかし、エモンは封印術式を展開!

流石ベテランである。リンチして子供を殺すことしかできない部下達とは違う。


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↑鎮まれ!という声に呼応するかのごとく、封印の門的なものが開かれます。


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↑青い光が放たれます。

この光、まるでダイソン。

身体がこの光に吸い寄せられます。

もう本能で解る!これに吸い込まれたら封印される!!


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↑ダイソンに封印される!!!

 


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↑ちょ!吸われる吸われる!!え、エモンは?あのクソやろう!絶対にぶっ殺してやる!!!


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↑やろうぶっ殺してやる!!!!!

 

 

その頃エモンと、生き残った仲間たちは………


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↑うぉーい!なに逃げたんだ!おい💢

 


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↑あっ!足滑った!石畳きらいだ!!!

 

という事で、ドルミンはまたもや封印されてしまいます。

せっかく封印から解かれたのに何も出来ずに再封印される無能なドルミン。落ち着いて封印の術式を展開し、ちゃっかり逃げ出すエモン。ただの操り人形だったワンダ君。


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↑なんだそのセリフ。ワンダ君だって1人の女の子を救おうと頑張ったんだぞ!!!

 

さて、その頃モノちゃんはというと………


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↑セクハラオヤジ達には置いていかれてしまいます。

橋壊れちゃったし、あれほどの橋をかけるにはいくらコストがかかることか………

もう元の場所には戻れないねぇ………………


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↑チラッ

 

ということで、何事も無かったかのように生き返ったモノちゃん。

一応、ドルミンの言っていた事は正解だったみたいです。


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↑ここはどこ?私は誰?状態。

1人古の地に取り残されてしまったモノちゃん。橋壊れちゃったし、ドルミンも封印されちゃったし、ワンダ君も死んじゃったしで、どうすりゃいいの?状態。


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↑その時、ワンダ君の足場にされて崖の底に落ちていったアグロが現れます。さすがに脚を引きずっていますから、永くは持たないでしょうが。

モノちゃんはアグロの事覚えている感じでしたね。


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↑アグロはモノちゃんをどこかに案内するかのように脚を引きずりながら歩きだします。

それは、ワンダ君(ドルミン)がダイソンされた穴の方に………


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↑そして、その穴の近くにはどこかワンダ君に似た雰囲気の赤ちゃんが居たんだとさ。

その赤ちゃんを、モノちゃんが抱き抱えたシーンでおわりです。


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↑おわり

 

その後、2人と1頭がどうなったかは語られていません。古の地で生きていけるのかは分かりません。

 

一応こんなストーリーです。

殆どはドルミンに言われるがままに巨像を倒していきます。


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↑巨像達マップ

 

最終回近くにいきなりストーリーが進みだします。

まとめると、女の子を生き返らせようと古の地に来て、巨像を16体倒せば生き返ると言われたからその通りに動いてたら、ヤバい奴を復活させてしまったみたい。

そしたら、外からヤバい奴を封印する為に来たヤツらに倒されてしまった。

自分の理性はもう無いし、肉体的には殺されちゃったし、自分の肉体に宿っていたドルミンも封印されてしまった。

というストーリーですかね。

モノちゃんは生き返ったものの、それに立ち会えないのは哀しいですね。

まぁ、ハッピーエンドではありませんが、バッドエンドとも言えない絶妙な終わり方ですね。

ただ主人公が死んでしまって、その代わりに女の子1人を救ったという哀しい自己犠牲の話かもしれませんが、これからモノちゃん達が精一杯生きていくと、希望が持てるエンディングだとも捉えられるかと思います。

 

 

ゲームの良かったところとか、感想とか

とにかく、このゲームを始めた時に印象的だったのがグラフィックの綺麗さですね。

PS2当時もかなり綺麗だったのでしょうか。

適当にスクリーンショットを撮っても壁紙になってしまいそうな綺麗さ。とても良ポイントだと思います。


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↑綺麗だなぁ………

グラフィックで感動したのは、ホライゾンゼロドーン以来ですね。

どちらの作品にも言えることですが、自然の色が素晴らしいんですね。草の緑、水の青、砂の黄、石の色、そして、陽の光、影の付け方とか。

ワンダと巨像やホライゾンは、絵画とかナショジオの写真のような色遣いなど息を呑む綺麗さです。

ゲームとしては、グランツーリスモとかも確かに綺麗なのですが、あれはリアル方向の綺麗さで、美しさとは違います。

 

あとは、アクション性も悪くないと思います。

特段難しい操作は必要じゃないかなと。

巨像も各々特徴があり、倒し方もそれぞれ違います。1周した分にはマンネリ感は感じませんでした。

 

ストーリーもあっさり終わってしまいます。どちらかというと短い部類ですね。壮大なストーリーという訳でもありませんし、設定を広げすぎている感じもありません。

ストーリー自体、各々で考えさせられる箇所が残されていますが、シンプルな構成なので分かりにくくて詰まらないという訳でも無いかなと。

 

2週目以降はやり込み用ですかね。

私はやろうと思いませんでしたが。

タイムアタックのトロフィーとかありましたが、ちょっとやる気は起きませんね。面倒臭いってのもあるんですが。

 

全体的には満足です。クソゲーをプレイした後の「時間を無駄にしたなぁ」って感覚はありません。

世界的に評価されているのも分かります。

 

フリープレイで、お金払って買った訳では無いので、あまり偉そうな事は言えないのですが、自分から手に取ってお金出してまでは買わないかなぁという感じです。

私自身、雰囲気ゲーがあんまり好きでは無いというのもあるのですが………

こういう機会が無いとやらないジャンルです。いい経験させてもらいました。

 

たまにはこういうのも良いかなぁと、思わせてくれる良い作品でした。

 

 

今回はこのくらいにしておきます。