教習所の話③
教習所で
おじいちゃんが二輪教習受けてると
めっちゃ応援したくなる
わかる?
という事で、今回は普通自動二輪の技能教習の話をしていきたいと思います。
二輪教習でちょっとめんどくさいのが、教習前の準備です。
車と違って、教習時間開始”前”にプロテクターを付けないといけません。
車は教習開始時間まで、ボケーッと待っていればいいですが、二輪は教習5分前には、プロテクターやヘルメットを付けて待ってないといけません。
なので、ちょっと忙しいです。
教習開始15分前までに受付して、着替えたりとか用意して(仕事終わりとかだとスーツなので)ヘルメット被ってサイヤ人が着るようなプロテクターを付けます。
↑教習の準備をしてるベジータ様
実際こんなやつです。
↑これでモヒカンにしてアメリカンバイク乗ってたらちょっとカッコいい
………え?ダメ?
さて、プロテクターを付けて、準備できたら、好きなバイクに跨って出撃です。良バイクの争奪戦です。
詳しくは、教習所の話②を参照
さて、バイクを選んだら、ウォーミングアップ走行というのをします。
第一段階のひよっこから、大型の第二段階の見極め教習手前の幅きかせてる大先輩から……みんなでバイクの調子とか自分の体調とかを確認する為に、コースを何周か走ります。
↑出撃していく教習生
このウォーミングアップ走行で、バイクのクセを掴みます。
クラッチがどのくらいで切れるのかな、ウィンカー固いな、ニュートラル入んねぇな、白煙凄いな………とか。
ハズレバイクを引いたとき、ここでちょっとテンション下がります。
同じ金払ってるなら、ちょっとでも整備されたバイクに乗りたいよなぁ?
ま、いいけど。
教習では、HONDA CB400SF-Kという教習仕様のバイクを使います。市販車とはいろいろ違いがあるようなので、気になる方は調べてみて下さい。
↑教習所でしばき倒され続けるCB400SF-Kくん。運命は残酷、死もまた救い
使い倒されているので、低速が妙に粘ります。
「………これ、エンストしねぇんじゃねぇか???」
そんなこんなで始まります。
最初は乗り方とか、動かし方とか。
そんなことから教わり、曲がり方とかブレーキングのやり方とかビビリながら教わります。
「びびびってなんかねぇよ!」(ブィーン!ブィーン!)
結構すぐ時間が過ぎていきます。
あっという間です。大体多くの人はコツを掴む前に終わり、
「自分、マジで免許取れんのか???」
という疑問にぶち当たるのですが、大丈夫です。第二段階行く頃には慣れます。
だって多くの人が取ってるんだもん。心配すんな。
原付に乗ってたりする人は、この辺の基礎ができているので強いです。
その反面、変なクセがついていると矯正されます。
私は、信号待ちの時とか、左足をシフトペダルに乗せて、右手でブレーキして、右足は地面ついているのです。
発進時、すぐギアを入れられるからそうしてるのですが………
それ、ダメ〜〜っ!!
教習所では、停止時、右足をブレーキに乗せて、左足を地につけなければいけません。
そういう細かい所でクセがついていると、ちょこちょこ矯正されます。
長年乗ってると、なかなか治りません。
???「乗れりゃいいだろ。乗れりゃ。」
教官「はい、それ減点な。」
???「うーんこの」
一本橋はコツを教えてもらって慣れれば簡単なのですが、コツをつかめない人は一生できないと思います。
スラロームもそうですが。
これはコツが掴めるまで繰り返し練習するしかありません。
↓一本橋は、こういう所で自転車でやってみるといいかもしれません。
↑マウンテンバイク乗ってるときはジャンプ台と化す魔の段差ブロック
私は本能的にジャンプしちゃうので練習なんてやったことありませんが。
学科教習が無いとホントにあっという間です。私も、もうじき卒業です。
二輪なんて教習所行けば大体の人は取れると思います。
とかいいつつ卒業検定連続落ち続けたら笑えない。
ありえる話。
迷ってる人は、とりあえず怖がらずに、やってみればいいと思いますけどね。土日だけで取れるし。
奥さんや、お母さんに危険と言われた?
乗ったこともないのに?
お父さんに危ないからやめとけと言われた?
昔乗ってたクチなのに?
オトナはワガママですね。
子供が心配なのは、分かりますけどね。
成人しているのなら自由にすればいいと思いますけどね。
チャンスがあるのならば、取得すればいいと思いますけどね。
短い人生なのだからいろいろ経験しないと勿体無いと思いますけどね。
あと、履歴書に普通自動二輪免許って書けば、趣味の欄にツーリングって書けるし。
実際やってるかどうかはおいといて。
最後にアドバイスすると、社会人は優先予約コース取らないと延々と土日乗れないぞ。
長引けば長引くほど、感覚を忘れていくので辛いぞ。
これはマジ。マジよりのマジ。
今日はこのくらいにしておきます。