アラサーおにいさんの備忘録

アラサー独身おにいさん(おじさんではない)の雑記です。日々の雑記を書き連ねていきます。趣味は、自動車、バイク、自転車、ゲーム、資格取得などなど!

都内で移動する自転車の最適解

通勤してる時、スーツ着てロードバイクとかクロスバイクで通勤してる人を見ると………

 

スーツの背中、汗ビッチョリになってないかな。

右足のズボンの裾、オイルで真っ黒になってないかな。

ヘルメット取ったら髪の毛ペッタリしてないかな。

とか心配しちゃう。

 

 

 

自転車………パイプを繋ぎ合わせて車輪が2つ付いただけの乗り物でも、徒歩の何倍も速いってなんか凄いなぁと感じます。


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↑一般人の自転車イメージ

    ※ブリジストン アルベルト

    子供の頃ベルトドライブは憧れだった。

 

普通の人の"自転車"のイメージは、シティサイクル…所謂ママチャリを指すことがほとんどでしょう。

 

街中で移動するには、このシティサイクルが一番でしょう。

 

そんな中、通勤時間短縮の為とか、運動に使いたいとか、サイクリングを趣味にしたいとかの理由で、スピードの出るロードバイクが欲しいという人もいることでしょう。

では、そんな方たちが買うロードバイクがどのようなものか見ていきましょう。


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↑2019年11月度、価格.comの"ロードバイク"売上ランキング

 

1位は日本、オオトモのグランディールセンシティブ

 

2位はイタリア、ビアンキのビアニローネ7

 

3位は台湾、メリダのライド80

 

いずれも2019年モデルと書いてあるのが気になるところですが。

というのも、ロードバイクの新作が出るのがだいたい9月〜11月なので、最新モデルだとすると現在は2020年モデルとするのが正しい。それか本当に型落ちで2019年モデルなのか。

 

 

ランキングは、やはり比較的コスパの良い製品がトップ3に輝いていますね。

これが民意よ。これが。

 

 

第一位 オオトモ グランディール センシティブ(シマノ·ターニー?)

 

やはり気になるのはオオトモグランディール。2万円しないコスパの良さが魅力的。

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↑なんとも言えない安っぽさ

 

オオトモといえば、大阪のメーカー兼代理店です。ネット販売でよく見かける”カノーバー”や”ネクスタイル”といったブランドを抱えているメーカーです。これらのブランドもリーズナブルな製品が多いのが特徴です。性能はおいといて。

 

 

気になる点はいくつかあるのですが、デザインはカッコいいですね。

アナトミック形のドロップハンドルに、細いパイプフレームで、ちょっとアンティークぽい雰囲気。

スチールフレームといってもクロモリではなく、安くて安い激安ママチャリと同じハイテンでしょう。

スチールとわざわざ書いている時点でクロモリではありません。クロモリならクロモリと書きます。

クロモリフレームはアピールポイントです。

ハイテンは重いです。あと安い。

 

ギアは3×7のシマノ製としか書いていないのでターニーですかね。

タイヤは700-28cです。ちょっと太めですね。クロスバイクによく採用されているサイズです。

 

スタンドや反射板が付いていて、フロントの裾巻き込み防止カバーも着いてますし、普段使いに良いですね。

意外と便利だと思ったのが、このブレーキレバー。


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↑安っぽいというかショボい

 

昔のロードマンとかランドナーによく採用されていました。

ハンドルの上部分を持って上体を起こした状態でも安全にブレーキ出来るので良さそうです。

 

 

………え?ルック車?

まぁそうでしょう。

強度もちょっと心配です。

ロードバイクだと思って買って、こういうのに乗って「こんなもんか」と思われるのはなんだかなぁ………と、思います。

 

ちゃんとしたのが欲しい人は、ちょっと高いのですが↓のロードバイクを買いましょう。

 

 

第二位 ビアンキ ビアニローネ7(シマノ·105)


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↑チャラくはないけどグループのムードメーカー的な立ち位置でテスト前に図書館とかで勉強を友達としっかりやってるような文系大学生が乗ってそう

 

ビアンキのビアニローネ7は、いつのモデルも人気ですね。ビアンキ自体が人気なので、とりあえずビアンキで迷ったらこれ買っとけっていうエントリーモデルです。どちらかというと大学生とか若い人が乗ってるイメージですね。

もう少し年いくと、オルトレとかの上位モデルに手を出している方が多い気がします。

 

このビアニローネ7は、シマノ105でアルミフレーム。これで12万なら普通か、少し安いくらいですね。12万だとティアグラレベルかなぁと思っていたのですが、105がつくのはコスパ良しです。

一応クラリスモデルもあり、10万をきった価格なのに、105の方が人気が高いです。

105の方が上位モデルでリア11×フロント2の22速です。

クラリスは、リア8×フロント2の16速です。

 

ネット上で………

ロードバイクに本格的に乗るなら105以上のコンポーネントの物を買いましょう!」

 

とよく見かけますが、その影響でしょうか?でしょうね。

でも実際はホビーライダーにはそんな高性能なものは要らないのですが。レースに出るわけでもないし………

 

ホビーライダーに一番重要なのは、デュアルコントロールレバー(シマノの言い方)、エルゴパワー(カンパニョーロの言い方)などのシフターとブレーキが一体になっているやつです。


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デュアルコントロールレバー(これはシマノ)

 

やっぱこれを操作しているとき、

ロードバイクに乗ってるぞ!”

という気持ちになりテンションが上がります。

これを手にしたときの満足度は高いと思います。

 

 

第三位 メリダ ライド80(シマノ·クラリス)


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↑自分が原動機となったカワサキ信者の成れの果てみたいな色の自転車

 

メリダのライド80は、シマノクラリスのコンポが搭載されているアルミフレームのロードです。どちらかというとロングライドモデルですね。

見た目ではあまりわからないのですが、ロングライドモデルは、衝撃吸収性などが優れていて、ハンドルが高めで前傾姿勢が普通のロードバイクよりきつくないから、長く走れるというコンセプトらしいです。

 

メリダジャイアントに次ぐ台湾の大手メーカーです。有名メーカーのOEMで技術を蓄え、自社生産を始めたという経緯があります。10万以下というコストパフォーマンスが高いことで注目されていますね。最近街中でも見かけるようになってきました。

 

クラリスは、8速ですが、初めて乗るならこんなもんでいいと思います。

ちゃんとデュアルコントロールレバーですし、最近のクラリスは操作性も結構良いみたいですしね。

 

 

私のデローザR848は、リア10速×フロント2速で20速のカンパニョーロ(日本でいうところのシマノ的な会社)のヴェローチェという下位グレードです。ホビーライダーの私からしてみれば、リア10速も要らないと思います。

そこまで使いこなせません。

 

 

初めてロードバイク買うという方は予算の許す限り良いものを買いましょう。

そんな事を言われても困る?

目標金額は"コミコミ"15万です。

12万のロードバイク買って1万円のヘルメット、カギとライトとベルとサドルバッグを買って1万円。仏式の空気入れを買って14万円ちょい。

それか10万円のロードバイクビンディングシューズとペダルで3万円。ヘルメットに1万円。余ったお金でライトとかベルを買って15万円。

使い方はそれぞれです。

困ったらビアンキのビアニローネ7買ってください。(そうか、深く聞かれると面倒くさくなるから有名ブランドの中でも手頃なこれを勧めるのか………)

 

 

 

さて、本題に入りましょう。

都内で移動する自転車の最適解。

これはロードバイクではありません。

 

電動自転車です。

 

私はヤマハのPASという電動自転車に乗っていました。今はバッテリーが瀕死状態で、ただの重りを詰んだクソ重いママチャリです。

親父がたまに乗ってます。セルフ拷問か。

 

ウチに電動自転車が来たのも10年以上前になります。

当時の電動自転車はピーキーで扱いにくい、まるでドッカンターボの自動車みたいでした。

 

慣れていないと………

漕ぎ出し時、ペダルにトルクがかかると上半身が反るくらいグイッと紐で引っ張られたように加速します。最初に乗ったときは怖くて発進時はアシストオフにしてました。人が周りにたくさんいるときもオフです。

トルクを感じたときのモーターの制御が今より急で、加速するときの力が意外と強いので、上半身にしっかりと力を入れておかないと仰け反って危ないです。

 

あと、モーターの性能もそうですが、電池の性能もそこまで良かった訳ではなく、いつもアシストをオンにしておくと、すぐ電池切れを起こします。

ecoモードというのもあるのですが、これはアシストの強度を落とす代わりに電池が少し長持ちするという捻りも何もないモードでした。これじゃ、ぶっちゃけ20kg近い重〜いママチャリを動かすの辛い。

 

ずっとアシストONで正味20キロとかしか走らなかったのでは。

 

???「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ」

 

 

ちなみにこれ。

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ロードバイクより、ずっとやすい!!

 

アシストほぼ無しの車体重量22kgのママチャリに乗って買い出しに行く親父………

立ちゴケしても知らないぞ!?

 

しかも巡航距離37km!?嘘やろ!?!?!?

実際こんな乗れんて。

 

現在の電動アシスト自転車は、モーターの制御ももう少し緩やかでした。

坂道の時はグイッと効くので制御が上手です。トルクセンサーとかが効いているのでしょう。

 

電池も持ちがいいらしく40kmとか50kmとかは走るらしいです。

バイクの整備出しにYSP(ヤマハの代理店)に行った時に試乗できました。

一度試乗するのが、オススメです。

 

では、ヤマハのページを見てみましょう。

ちょうど11月29日に発売される機種のエントリーモデルです。


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値段、12万円………ロードバイクと同じくらいか。

巡航距離78km……ホントに?まぁ50kmとしても、ママチャリで1日でここまで移動する人は稀です。それにずっとONな訳でも無いだろうし。

今の電池はリチウムイオンなので、継ぎ足し充電ができます。

私が乗ってたやつはニッケル水素なので、充電するときも、一度リフレッシュという放電工程が入ります。

 

12万で、下駄車と考えると少し高いかもしれませんが、いいのではないでしょうか。

最近はレンタルとか街中によく設置されていますが、自分の自転車を持つというのはやはりなんか、こう…嬉しいというか。テンション上がりますよ。

オススメです。

 

 

ロードバイク、電動自転車どっちも欲しくてたまらない!

という方、良いものがあります。

 


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YAMAHA YPJ-R

 

ロードバイク+電動自転車。しかもコンポはシマノ105。アルミフレーム。

 

「コレええやん、都内最速やろ!」

 

と思った時が僕にもありました。

しかし、購入には至りませんでした。

価格がちょっと高かったというのもあるのですが………

 

日本にはとある法律がありまして、簡潔に言うと、"時速24kmでアシストが切れるようにしろ"というもの。

つまり、時速24kmまでは快適でもそれ以降は自分の脚との闘いになります。

 

………さて、糞デブペダルことワタクシのサイクリングロードとかチンタラ走ってるときの巡航速度は何キロくらいでしょうか。

23キロ〜26キロくらいです。

 

普通の人は30キロくらい出るようなんですが、私はこれくらいが限界です。30キロ出そうと思ったら、結構疲れます。

 

アシストが切れるのが24キロ。

微妙だと思いませんか?

それに車体重量が重いので、”ロードバイク”に乗ってるという感覚とはちょっと違うかもしれません。それでも15kgなので電動自転車としては軽いですが。

15kgといっても、指だけで持ち上げられるロードバイクとはやはり感覚が違います。

 

ロードバイクは、少し誇張表現になってしまうかもしれませんが、"羽に乗ってるかのよう"に軽いです。

少しの風で左右に煽られるし、下り坂で急ブレーキすればリアが持ち上がって怖いし。

でも、ペダルを軽ーくクルクル回してるだけで速度が出るし、乗り味が軽快で気持ちいいんですね。(これは言葉で表現するには難しいですが。)

 

電動自転車の強みって重い物を載せてもしっかり加速してくれる事だと思うのです。

重厚な実用車にこそ電動かなと。

軽快なロードバイクにつけるものでは無いなと。思うわけですよ。

 

マウンテンバイクならなんとなくわかります。オフロードバイクの延長線みたいな。


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↑トレック レイル9.7  79万円也(笑)

 

これはこれで楽しそうですが。

79万て………新車でヤマハのセロー買えるやん………


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ヤマハ セロー250 57万円也

セローほしい

 

 

最後に、私が根城の渋谷から日本橋の職場まで

電車+徒歩、車、原付、ロードバイク、瀕死の電動自転車で行ってみた時間を書いておきましょう。

 

  1. 電車+徒歩(約35分)※電車20分+徒歩15分。電車賃往復で400円位。
  2. 車(約30分)※駐車場停めて職場までを合わせると50分。駐車場代金1日で2500円位。
  3. 原付(約40分)※会社の近くのバイク駐輪場に駐輪。駐車場代金1日で650円位。
  4. ロードバイク(約45分)※会社の駐輪場に駐輪。駐車料金0円。
  5. 瀕死の電動自転車(約60分)※会社の前に路駐。駐車料金0円。

 

徒歩と、公共交通機関の兼ね合いにもよりすますが、やっぱり電車+徒歩が都内の移動は最速。

車と原付は、駐車料金がネック。

 

ロードバイクも良いですが、長時間停めておくと、盗難が心配。あと、荷物が運べない。リュック背負って背中に汗かくの辛い。

 

電動自転車のメリットは荷物を籠に入れられること、そして坂道、発進の時が楽な事、何より、ロードバイクほど整備や盗難に気を使わなくていいという事。

 

でしょうか。

私はシティサイクル型の電動自転車。いいと思います。

 

今日はここまでにしておきます。