先日1級電気施工管理技士の実地試験の受験票が届いていたので、そろそろアップを始め
ようかなと思いました。
いつも施工管理の試験は一夜漬けなんですけど、1級土木施工管理技士の実地試験で痛い目を見てしまったので、せめて2週間前からちょこちょこはやろうかなぁ…と。
という事で「偶然か?」と思われるほどギリッギリで学科試験に受かることができましたので、実地は対策をしっかり立ててから試験に臨みたいと思います。
1級電気施工管理技士の実地試験は、どんな問題が出るの?
1級電気施工管理技士の問題は、大問が5つ出題されます。
問1:施工経験を書くやつ。
問2:品質管理か安全管理についての記述。
問3:ネットワーク工程。
問4:用語説明するやつ。
問5:法令関係。
ですね。
問1は、もう自分である程度書いておくしか対策方法がありません。
出題内容は大体予想できますので、受かりたい人は"絶対に"事前に考えてから臨みましょう。
ぶっちゃけ現場に出ている人は、試験会場でアドリブで考えてから書いても時間的には十分に間に合うでしょうけど、うちの会社の技術職の方々もなぜか落ちたりしているので、考えてから試験に臨んだ方が良いでしょう。
これを書けない人は落ちます。あとは字が汚くて読めなかったり、枠外にはみ出していたりとか。明確な規定は無さそうですけど、アウトにならない書き方を知っておくのは必要です。
問2は、品質管理に関してか、安全管理に関してのテーマが与えられて、それについて記述するような感じです。
これも、ある程度テーマは予想できるので、あらかじめ実際に自分で書いて覚えておいた方が良いです。
そのテーマも、パターンが決まっており、そのパターンも少ないので、参考書をそのまま覚えた方がいいと思います。
問3は、ネットワーク工程表です。他の施工管理技士の試験を受けたことのあっても、問題の出し方が少しづつ違うので、1度でいいから過去問演習はしておいた方がいいです。
問4は、用語説明となります。
これは結構厄介で、覚える事が多いです。新問もよく出ていますので、過去問をやりこんで、ひとつでも答えられる言葉を探しましょう。通勤時間とかに対策しようかなと考えています。
問5は、法令関係の出題があります。
だいたいパターンが決まっているので、何パターンか覚えればOKです…OKだと思い…ます?いや、自信が無いですけど、私は過去問の対策しかしません。それしかやりようがないので。これも通勤時間とかに対策すれば大丈夫かなと考えています。
そんなもんです。
だいたい制限時間は2時間30分くらいあったと思いますが、経験上ですが、もうめっちゃ時間あまると思います。
ゆっくり解いて、見直しして1時間30分とかそのくらいです。
そして、合格点が60点と言われています。
その殆どが経験記述の問題なので絶対に対策しましょう。
1級と2級の難易度の差は?
2級の施工管理技士の試験を受けてきた私からすると、実地試験においては1級と2級では大きな差は見られません。
中型二輪免許と大型二輪免許の差と同じくらいです。ん?わからない?まぁ、大して違いないって事です。
特に、電気工事はそこまで変わらないかなぁ…と思いました。
土木施工管理技士は、選択問題があったりして、自分の解ける問題から解いていけるのですが、電気施工管理技士は、選択問題が無い分逃げ道がありません。
しかし、問題の難易度自体は他の施工管理と比べると出題範囲があまり広くなく、難易度は低めなのかなぁ…と感じました。
専門分野について回答しなければいけない問が少ないですし、計算問題とか無いし。
問1と問2は記述なので、とりあえずおいといて………
問5の法令は、他の施工管理技士でも必須になってくる項目ですし、電気ならではの法令ってそんなに多くありませんから、出題パターンはかなり絞られます。ここの問は落としたくないですね。
問3のネットワーク工程も、他の施工管理技士を受けていたり、2級施工管理技士を持っている方にとっては理解がしやすい問題だと思います。
ただ、これも対策しておかないと辛いと思います。電気施工管理の試験ならではのネットワーク工程の解き方は学んでおく必要があります。
ネックは問4の用語説明です。
覚える量も多いし、予想がつかないし、新問題も出しやすいし出されやすい。
他の問3や問5が完璧に回答できていれば、この問で1個しか答えられなくても(多分1個も分かんなくても)受かるかもしれません。
しかし、他の問題でミスしてしまった場合、ここで稼ぐしかないので、保険的な意味で対策は必要です。優先度は低いですが、詰め込めるだけ詰め込んでおきたいところです。
ということで、試験までに、自分への理解力向上も兼ねてちょこちょこメモ程度に書いていこうと思います。
今回はこのくらいにしておきます。