第二種電気工事士に受かったよって話。総評
会社を辞めたいと、いつも考えています。
次は何も考えずに働ける事務職とかが良いです。データ入力とか。
そういうの、どうやって探すんですか?
さて、意外と長かった第二種電気工事士までの道のり。
完全に文系の私でも取れました。
↑合格の左の方が見切れてて不合格に見える。
第二種電気工事士は、上期·下期試験で、年度に2回試験があります。
試験会場は東京だけでも何会場かあり、会場はとてつもない人の数でごった返します。
私は上期で試験を受けました。
学科試験は6月頃でした。それは問題なく受かったのですが、実技試験がダメでした。実技試験はだいたい8月頃だったと思います。
学科試験の結果が1ヶ月程度で発表となり、そのまた1ヶ月後に実技試験という流れです。
学科試験については、特に語るに値しません。これは過去問演習で十分です。
捻りも無く、素直な問題が殆どで、過去問とまったく同じ問題もたまに出ます。
計算も数パターンしかないので、余裕でしょう。
ぶっちゃけ計算問題全て解けなくても受かります。
スマホの無料アプリでガンガン回して記憶しましょう。
心配であれば、ネットで過去問をダウンロードして繰り返し演習しましょう。
理解するより答えを覚えたほうが合格への近道です。
ちなみに私は参考書を一冊買いました。
↑わかりやすくて、読んでるだけでも楽しいです。カラーページで見ていて飽きないです。
過去問もついてるので、オススメです。
15回分も解けば完璧でしょう。
さて、実技試験の話ですが、これは本当に工具を用いて図面から組み立てます。
ちょっとプラモデルを作ってるみたいです。
この実技試験がネックになっていて受けない人も多いみたいですね。
確かに不器用過ぎるとちょっと大変かもしれませんが、練習すれば大丈夫でしょう。
工具は自分で買ってください。有名なHOZANのセットを買っておけば間違いないでしょう。
↑このセット。ドライバーのプラスマイナス、圧着工具、プライヤー、ペンチ、電工ナイフ、ワイヤーストリッパー。
布尺はオマケ程度ですが、ちょうどいい長さなので便利です。
ここで注意!!
ホーザンのセットで、ワイヤーストリッパーが入ってないやつがありますが、あったほうが絶対良いです。
↑これね。だいたいワイヤーストリッパー入っているやつと比べて3000円くらい安いので、よく見ないで安いほうで良いやと買ってしまうと、後悔します。
↑ワイヤーストリッパーってこれね。
これがないと、電工ナイフでケーブル被覆を剥くことになります。
ワイヤーストリッパーだと綺麗に10秒で出来ることが、電工ナイフだと2倍以上の時間がかかってしまいますので、時間切れの可能性も高まります。
あと、慣れないと指を切ってしまいそうで、ちょっと怖いです。
↑絶縁被覆(向いてるやつ)と、外装被覆(グレーの部分)2心ですら3回も剥かなきゃいけない。こんなんいちいちやってられっか!!
ケーブルストリッパーなら、外装被覆1回、絶縁被覆1回。しかも綺麗に早く剥けます。
電気工事士試験でワイヤーストリッパーを使わないのは、よほど電工ナイフに愛着のある職人気質の人か、ただのマゾです。
さて、そんな実技試験に私がなんで落ちたかっていうとですね。
不器用だからって訳ではなく、コンセントとスイッチの配線がうろ覚えだったという点だと“予想されます”。
↑こういうの。ぐちゃぐちゃでようわからん。
“予想されます”っていうのは、落ちた理由がわからない為です。
欠陥があれば、その時点で落ちてしまうんですが、結果通知にもどこがダメで落ちたのか記載はありません。
知り得る方法はありません。
落ちた場合、すごいモヤっとします。
試験を受けて、自分的には完璧な出来栄えだと思って作品を提出しました。
それでもやっぱりどこかダメだったんですね。
自分が完璧だと思っていたものが落第してると凄くモヤっとしますよね。
そして12月。
リベンジという事で、下期の実技試験に受けてきました。
悔しかったので、下期は講習にちゃんと行ってきました。
↑日本エネルギー管理センターの講習。2日間。
大崎駅からちょっと歩いた線路沿いにプレハブみたいな小屋があり、その建屋で講習を行いました。
受けてみてわかったのが、やっぱり第三者の目でチェックしてもらうのが重要だってこと。
上期はホーザンの動画をYouTubeで見ながら一通り練習したのですが、やはり答え合わせが出来ないので、少し心配になります。
自信を持って出来た作品でもどこかしら欠陥があるかもしれません。
電気工事士の実技試験は欠陥が一つでもあれば容赦無く落ちます。
講習、受けたほうが間違いはありません。
講習では、ホーザンの動画の中でも何回も言われているような事を何度も言われます。
何度も言われるので刷り込まれます。
話も意外と面白くて、為になりました。これは講義してくれる講師にもよるのでしょうが。
講習では、8時間×2日かけて、公表問題の13問を練習します。
一通り練習して、残った配線や器具はお持ち帰りしてもう一回楽しむ事ができます。
だいたい、2回もやれば十分です。
複線図をわざわざ書かなくても作れるようになります。
単線図から複線図に直す作業
↑左が単線図。右が複線図。
試験問題は左の状態で出されます。
それを、実際にどの線とどの線を繋ぐかを表したものになります。
↑ケーブルには、下の図の通り“黒白”や、“黒白赤”とまとまっているものがあります。
複線図に直すと、これらの配線のどこの何色とどこの何色を繋げばOKという確認ができます。
講習ではこれを書かなくてもOKとのことでしたが、私は一応書いていました。
というのも、作品を作ってからミスに気がつくより、複線図を描いている段階で「あれ?」と気が付く方がダメージが少ないからです。
まぁ描くときのルールとかは、参考書で読むなり講習を受けてください。
とにかく、実技試験は講習受ければ受かりますので安心して下さい。
さて、ここからは免許申請の話ですが。
1月に合格通知書を手に入れ、1月末、免許申請書を提出してきました。
東京都民は、都庁の第二本庁舎で受付です。受付場所や時間は、試験の時に貰える免許申請書に書いてあるので確認して下さい。
率直に言うと、申請書を書いて持って行ってお金払って申請すればOKです。
お金はたしか3000円くらいだったと思います。
申請時に、住民票が必要なので持っていってください。内容の確認なので提出する必要はありません。有効期間内(一般的には発行日より3ヶ月)ならば免許申請などで再利用してしまいましょう。
あと、免許用の写真ですか。
大江戸線の都庁前の改札の左の方に真面目なプリクラがありますよ。あと、都庁のパスポート受付のところにもあったかな。
ものが揃ったら持っていきましょう。
混んでなければ、5分かそのくらいで受付完了です。
発送予定日などが書かれた受付票をもらえるので、後は待つだけです。
とりあえず私は2月末日発送予定です。
また、届いたら自慢しますね。
今日はこのくらいにしておきます。