アラサーおにいさんの備忘録

アラサー独身おにいさん(おじさんではない)の雑記です。日々の雑記を書き連ねていきます。趣味は、自動車、バイク、自転車、ゲーム、資格取得などなど!

懐かしのRealforce 106 LA0100を発掘したよって話

昨今のコロナウィルス騒動により、会社のパソコンがノートパソコンになってしまいました。これでテレワーク出来るねと行ったそばから出勤解除。

テレワークなんて無かったんや………

ということで、ノートパソコンなので、デスクトップ用キーボードが没収。

まぁ、何の変哲もない、富士通のキーボードなんだけど、キーが立体的ですごい好みだったんですよ。

 

ノートパソコンのキーボードって、平面的で凄い疲れる。あと、音がペチペチペチ・・・という音で不快。押し込みが浅いのもなんか微妙だ。

というもろもろの理由からストレスで禿げあがってしまったので、家にあったRealforceの初期型を引っ張り出してきました。


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↑この頃はまだRealforceのロゴが小文字だった。


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↑la0100 Made in Japan

 

そもそも、Realforce(以下、リアルフォース)ってなんなのよって話なんですけど。

東プレという会社が出しているパソコン用のキーボードです。


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↑こんなの。最近は大文字でREALFORCEになった。多少スタイリッシュ。

 

そもそも東プレってなんの会社なんでしょうね。っていう。

 

いろいろやっていて、何が本業かまったくわかりません。

 

私的には、空調関係部材かなぁと思ったのですが、東プレの機械なんて使った記憶はありません。クリーンルームとか施工するときに使ったのかなぁ。知らないうちに。


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↑会社案内より。空調機器関連のページ。仕事的にこちらの方が関わりありそうだけど、使ったことはないと思う。

 

で、そんな東プレの電子機器部門が作っているのが、このリアルフォースシリーズのキーボード。


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↑会社案内より。一般向けといえばこの製品くらいしかないかなぁ。

 

ただのキーボードなんですよ。何の変哲もなさそうに見える普通のキーボード。


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↑普通のキーボード

 

配色は芋臭い、ただの業務用キーボードだ。(7色に光るゲーミングキーボードもありますけど。)

でも、そう見えて高級キーボード。

なんか、羊の皮をかぶった狼みたいな感じでロマンがあるでしょ?

 

物にもよりますが、だいたい20,000円~30,000円程度でしょうか。

今でも、この初期型のリアルフォースは中古市場のジャンク品でも10,000円近くしますね。

この時点で素人さんには手が出ない品物。

でも、結構売れているのだから驚き。

発売当初は人気過ぎてどこに行っても売り切れだったのだそう。

ゲーム用途で購入する人もいれば、もちろん業務用として購入する人も。

文字起こしをやっている人や、ライターはいいかもしれない。

 

それもそのはず。銀行や証券会社に、東プレのOEM品が支給されることもあったとの事なので、知らないうちに使っていた人も多いかもしれない。

まぁ、「少し押す感覚に特徴のあるキーボードだな」程度で、触っていた当時は気にしていた人なんてほとんどいなかったでしょうけど。

 

今でも採用されているんでしょうか。

 

でもこれ、全く知らない人から見たら、ボロのキーボードかもしれませんが、少しPCに詳しい人から見たら「おっ!初期型のリアルフォースじゃん!!」となるのは間違いなし。

パソコン更新の時についでに持っていかれてしまう可能性は大だ。名前を書いておこう…

 

でも、ウチのシステム課の人は誰一人知らなかった。

自慢できる人が誰一人としていないじゃん!!!

 

まぁ、いいけど。

この美しいキーボードの打鍵音(コンチェルト)を聞いて酔いしれろ!!!

ヌコヌコヌコヌコヌコ………ターン!!!

 

じゃあ、そんな高級キーボード、「東プレRealforce」の何がいいかといいのか。

このリアルフォースの特徴は、普通のメカニカルキーボードと比べて、耐久性が高いのと、打ち心地が軽くて疲れにくいとの事。

細かいシステムは、以下のサイトを見てください。

 


REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰

↑よくわからないけどすごいっぽい。

 

耐久性に関しては正直分かりませんが、もう5年以上も前に出会っており、当時ももう中古として購入しており、まだ普通に使えるということは丈夫なのでしょう。

 

打ち心地は個人的には好きです。

ホントに"ヌコヌコヌコ"って感じ。やはりこの辺は普通のメカニカルキーボードとなんか違う気はします。

擬音で表現するのは非常に難しいですけど、“カチカチ”とも違うし、“カタカタ”とも違う。

 

普通のメカニカルキーボードは、青軸、赤軸、茶軸などの押し心地や音などを左右する軸の種類がある。

各々の特徴は、実際に店舗で比較してもらうのが一番良いだろう。都心から離れると、そういう比較できるような店舗がないのが辛いところよな。

 

わかるよ、その気持ち。

生まれてこの方東京から出たことないけど。

 

特にこういう微妙に高い製品だと心配になります。

 

田舎民はネットショッピングでの一発勝負になってしまう。

リアルフォースも、ぶっちゃけ万人に受け入れられるようなキータッチではないと思う。少し癖はある。そして、今は30g、45g、55g、全て等荷重タイプ、変荷重タイプ(キーによって押す重さが違う)と、いろいろ種類があるので、触ってから買ってほしい。絶対に。中途半端に安い買い物ではないので。

 

そんで、「自分には合いませんでしたと、メルカリなどに並んでしまうのだ。

 

一番いいのは秋葉原ヨドバシカメラなどは品ぞろえがいい方なので、触ってみるといいかもしれません。

田舎のジョーシンPCデポやケーズ電気やコジマなどには大抵おいてないですけどね…

 

さて、このリアルフォースに出会ったのは、もう5年以上前なります。

当時大学生だった私は、お金がなかったけど、”良いモノ”は欲しかったので、秋葉原の中古パーツショップで購入しました。

結構美品で1万5000円くらいで入手した記憶があります。

ちなみに、この初期型のリアルフォースは、当時定価2万円くらいだったかな。

 

これで何やっていたかって?うーん、PSO2と卒論かな。

高級キーボードでクソゲーしていた青春の日々。クソ陰キャ大学生だったなぁ。今も陰キャなのは変わりないですが…

 

打ってみた感じの率直な感想を。

エルゴノミクスデザインだなんだかんだで、少しキーが湾曲して配置してある。これは慣れるまでは誤入力をしてしまう要因になってしまうかもしれない。
キーを押したときの感触に安っぽさはない。押したときの感触とスコッと反発して戻ってくる感じは打っていて非常に気持ちがいい。ただ他のキーボードでも、ある一定の基準を超えてくれば、打っていて気持ちが良いように設計されているので、これはあんまり恩恵を感じないかな。
音が少し特徴的。これはもうすぐわかる。安っぽさはこれっぽっちもない。ヌコヌコヌコという打鍵音は癖になります。
本体が重い。これはデメリットじゃありません。文字を打っていて、ずれないように少し重いのです。これまでの富士通の何の変哲もないキーボードに比べると、2倍以上重い気がします。これはこれでズシッとくる程の重さなんですけど、それが逆に安定感があっていい。この重さは、なんか「あっリアルフォースだぁ」と安心感さえ覚える。

最新のリアルフォースはもちろんそれはそれでいいんですけど、正直そこまで打ち心地に差があるわけではない。

いろいろ機能は追加されているようですけど、それを使いこなす自信はない。

 

では、正直な話、このキーボードに2万円の価値があるかと言われたら、そんなことはまったくないと思う。

売値で8000円くらいがいいとこなんじゃ・・・?

 

疲れにくいかといわれても、ずっと打ち続けているわけでは無し。今ではもうオンラインゲームもPCではやらないので、もっぱら普段使いオンリーだ。

だとするとあまり恩恵は感じられない。

 

でもそれでもいい。

リアルフォースは持っていることに意味がある。

高価なキーボードを。

一生壊れないキーボードを。

独特な打ち心地のキーボードを。

気持ちいい打鍵音のキーボードを。

 

リアルフォース、金額的に気軽に他人にオススメする製品ではないと思うけど、私は個人的に好きですよ。

気になった人は買ってみてくださいという値段ではないですしね。

 

今日はこのくらいにしておきます。