アラサーおにいさんの備忘録

アラサー独身おにいさん(おじさんではない)の雑記です。日々の雑記を書き連ねていきます。趣味は、自動車、バイク、自転車、ゲーム、資格取得などなど!

やっぱ消防設備士って難しいんだワって話


f:id:ROTY_NORISU:20211222155357j:image

先週の土曜日、消防設備士の乙6類の試験を受けてきました。

個人的には結構勉強したつもりなのですが、「合格しているな!」という手応えはまったく無いまま途中退出。

消防設備士の試験っていつもそんな感じ。

いつも?という事は何個か持ってるの?と聞かれると痛いところで、これまで他のいろいろな類を多分合計で7~8回受けてきたんじゃないかな。全敗です。乙6類も何回か受けたことはあるのですが、毎度惨敗でした。


f:id:ROTY_NORISU:20211222160202j:image

↑いつもボロボロで、マジで実技試験を採点されたことがない。

 

なので、今回もあまり積極的に受けたい資格試験ではありませんでした。

だけど、後輩達がどんどん消防設備士の資格を取っているので、焦って今回受験しました。

あと、会社の年間取得資格の目標に掲げてしまっていたので、落ちると査定が更に下がります。コロナの影響もあり受注難、材料価格の高騰で利益が出ない、半導体不足で工期も遅れ施工高も上がらない。

年収200万円代も夢じゃなくなってしまう。


f:id:ROTY_NORISU:20211222155916j:image
↑最近見なくなったよなモリタクこと森永卓郎。お金持ちがこんな事言っても何も説得力はないよな。

 

 

そもそも消防設備士乙6類ってなんなのよ?

消防設備士とは、建物に設置されているスプリンクラーや煙感知機やガス消火設備、泡消火設備などの消防設備の工事やメンテナンスが出来るようになる資格です。

資格の種別は甲種、乙種に別れており、甲種は1~5類、乙種は1~7類まであります。

甲種は乙種の上位資格なので、受験資格がある人は甲種を目指すべきでしょう。

ただ、6類と7類は、乙種しかありません。

乙6類は消火器の、乙7類は漏電火災警報器のそれぞれ点検整備が出来るようになります。

甲種が無いのは、消火器は置くだけだし、漏電火災報知器は電気工事士でないと工事出来ないからです。

甲種は受験資格があるのですが、乙種は受験資格が無いので、消防設備士の足がかりとして受ける方も多い印象です。

私は甲種の受験資格はあるのですが、消防設備士の試験が苦手なので、とりあえず難易度が比較的低いと言われている乙6類から頑張ってみようと思い立ったわけです。

 

消防設備士の問題の特徴・受けた感想

では、私が苦手としているこの消防設備士の問題の特徴とは?

この試験問題、出題方式は、一般的な四択式マークシート+実技試験と呼ばれる記述式の問題が出題されます。

四択式のマークシートの方で60%以上、実技試験で60%取らなければいけません。

四択式のマークシートの方では足切り点もあるので注意しなければなりません。

ここまでは、他のサイトでもよく書いてあることですね。

 

では、私の感想などなどを書いていきましょう。

この試験、まず過去問がありません。そう、最後まで残っても問題貰えないんですよ。そして、試験終了後も非公開です。

なので、過去問周回作戦が使えない。だから市販の問題集に頼るしかありません。

その市販の問題集というのも過去問に似せたやつからオリジナルの問題のみで対抗してくるやつなど様々です。

後者のオリジナルの問題で対抗してくるやつはぶっちゃけ論外です。

f:id:ROTY_NORISU:20211223224202j:image

↑早くここにぶち込みましょう。

 

消火器なんてここ何年も技術革新は起きていない物でしょうから、出題範囲はまったく変わりません。なのに、まったくのオリジナルの問題を作り出して、実際の試験の出題形式に慣れさせない問題集は害悪といっても過言ではありません。そもそも過去問が非公開な以上、どれが過去問の出題に近いかなんてわかりませんよね。

問題集をやって「あ~こんな問題が出るんだぁ…」と何回も練習して、まったく違う出題形式だったら焦るでしょ?解けないでしょ?

流石に受験者数が多いので、出版されている参考書、問題集の種類は消防設備士の中では1番多く、そのような害悪問題集というのも一定数存在します。

資格試験の問題集というのは、趣味で読むのではありません。試験に受かるために読むのです。(もちろん趣味で…という方も居るでしょうが、それはマイノリティでしょ?)

 

過去問に似せたやつは、実際の試験の言い回しに慣れることができるので、まだマシですが、やはり過去問が公開されていないので、出題範囲や「問いたい事項」の研究はまだまだ浅い事が多いです。結局、“使えない”問題集の出来上がりです。

 

開催する都道府県によって多少問題が違う事があるそうなので、一概には言えませんが、少なくとも、問題集と比較すると東京は結構マニアックな問題が出ると思います。

過去数回受験してきた者からすると、そのように感じます。ただ、落ちたからそういう言い訳をしてるんじゃなくてですよ。

問題集に列挙されている問題の多くは出題者が問いたい内容が分かりやすく、いい意味でメジャーな箇所を聞かれるんですが、実際の試験問題はもう少し奥深いところを突かれるんですよ。

本当に消火器のプロにならないと自信が持てる回答を出せないと思います。だから、心配性の諸兄は、問題集だけでなく各消火器メーカーのホームページで理解を深める必要があります。

 

まぁ、私はそこまでやりませんでした。そもそもそんなことやる時間無いし。

 

今回もまじで受かった気がしないんですが。


f:id:ROTY_NORISU:20211223225713j:image

↑仕事も資格試験も満身創痍です。

 

1月下旬に結果が出るようなので、ゆっくり待ちましょう。

受かったら、私が使った本を描きます。落ちたら捨てます。だって落ちた奴が勉強に使った本なんて備忘録に残してもしょうがないでしょ?

 

大掃除していたら、過去に受けた1類の惨敗した結果が出てきたので、置いておきます。


f:id:ROTY_NORISU:20211227025028j:image

↑2回分。見る度に辛くなるので、破いて捨てときます。この結果をバネにして頑張ろうとは思わないタイプです。

筆記60%以上の合格率で、実地がやっと採点されます。

ほぼほぼ無勉強(消防設備について多少は知識はあるが)でも勘でこのくらいはいくんだと思うと希望を感じない訳でもないですけどね。

 

今回はこのくらいにしておきます。