アラサーおにいさんの備忘録

アラサー独身おにいさん(おじさんではない)の雑記です。日々の雑記を書き連ねていきます。趣味は、自動車、バイク、自転車、ゲーム、資格取得などなど!

YB-1で山中湖まで行ってきたよって話

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原付で峠道に行くと、暖かい目で見てくれるライダーが多いのは気のせいだろうか。

ギアをガッチョンガッチョン変えながら30kmで登っていく姿は、はたから見たら大変そうに見えるのだろうか。

本人はそのガッチョンガッチョンやってる瞬間がたまらなく楽しいというのに。

 

YBだと、追い越される時に手をよく振られた気がした。あと、対向車から。

対向車は、ヤエーってやつかな。


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↑ぼくはこういうのを見て「オッサン、馴れ合いやめろや」と心から思っています。なんでバイク乗ってるだけで知らない人から挨拶されなきゃいけないのだろうか。車ではそんなの無いのに。

 

追い越される時の合図は、ありがとうの意味の方が強いのだろうが、W650では手を挙げられるだけだったのに、YBだとチラッと見られ、よく手を振られた。人にもよるのだろうけど、原付免許取り立ての若者が頑張ってる………というように見えたのだろうか。


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↑原付はバイク本来の楽しさを教えてくれるのだ。

 

本人は乗ってる時サマになってると思ってたけど、傍から見ると後ろ姿はちょっと窮屈そう。


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↑YB-1に跨った時は、こう見えてるんだ。

意外とサマになってると思うのだけど。

そりゃあWやSRと比べたら小さいわな。

というより、メチャクチャ細いんだ。

 

という事で、ルートはこんな感じ。


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↑なかなか走った方では???

 

タイヤも替えたばかり。

とりあえず渋谷からいつもの246沿いに、西へ西へと走っていく。

座間あたりで、2ストオイルのランプが光る。

近くの座間2りんかんで、オイル補充。


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カストロールActivってやつ。ちょっと高かった。税込1430円。

緑色で、甘い匂いがした。

マジでメロンシロップの匂い。かき氷にかけたら美味しそうだ。誤飲を防ぎたいなら、こんな匂いやめたらいいのにって思う。

まぁ、峠道行ってちょっとハードに坂を登るし、「がんばれよ〜」と、ちょっと奮発しちゃいました。

 

ちょうど1リッター。

サイドカバーのタンクの中におさまる。

YB-1「青缶が飲みたかったぜ……」

そういう声が聞こえた気がするが、聞かなかったことにした。

※青缶とは:ヤマハ純正の2サイクルオイルのこと。品質が非常に良い。

 

プラシーボ効果かもしれないけれど、加速する時、心做しかレスポンスが良くなった気がした。


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↑いつもフルスロットルのクセに、よく壊れずに走ってると思う。

なんだかんだ、ボロだけど相棒感は強い。

3万キロも近い。

 

ということで、山道に。伊勢原あたりから宮ヶ瀬湖の方に上がる。宮ヶ瀬湖を北上し、道志みちに入る。


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↑この道志村あたりが、ツーリングスポットである、道の駅どうし。

前行ったし、駐車場めちゃくちゃ混んでたから寄らなかった。

 

………まぁ、1人ならそんなもんすよ。

 

道志みちを山中湖まで抜ける最中、流石に腰とお尻が痛くなってきたので、休憩。


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↑やっぱこの細身のデザインが最高にカッコイイ!!

こう、後ろから撮った時のデザインが好き。

 


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↑場所はこの辺だった。

山中湖までまだまだやんけ。


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↑山だわ………田舎だわ…………

なんとなくエンジンが吹けないと感じるのは、標高が高いからかな?気のせいか???

 

ということで、道志みちを抜けて、山中湖の長池親水公園に。富士山と山中湖が見渡せるスポットだ。

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↑ここ。ちょっとした駐車場になってる。

バイクと写真を撮って、すぐにどっか行く人が多い。

なんか、そんな姿を傍から見るとまぁ、写真とかどうでもいっかぁ………という気分になってしまい、とりあえず富士山と思われるものだけ写真におさめた。


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↑富士山と思われる山。

YB-1も一応写ってた。これで良しとしよう。

 

帰りは、南足柄の方へ南下して、246沿いに帰りました。

途中、めちゃくちゃトイレに行きたくなったので、「道の駅すばしり」へ。

高速の近くで、間違えたらそのまま高速に入ってしまいそうなので、少し緊張した。


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↑ここ。道の駅どうしと違い、こちらは閑散としていた。


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↑だって閉まってるんだもん。

バリケードが置いてあり、入れない状況。

まぁ、トイレは開いていたので、ありがたく使わせてもらいました。

 

ということで、昼11時頃に出て、夜8時30分くらいに帰宅。Googleマップでは237kmとなってますが、もうちょい走っていると思う。

実際は250kmくらいかな。

峠道だと、クネクネしていても、Googleマップだと真っ直ぐで計上されていたりするので、実際は少し長かったりします。

 

給油は、行き1回で帰り1回。合わせて10リッターくらい。交通費1600円くらい。

 

燃費は、ガソリン1リッターで20kmくらいです。W650と同じくらい。

50ccの癖に……………YBの13倍の排気量であるW650と同じくらいの燃費とか………

燃費悪ぅっ!といっても30年前の2サイクルエンジンです。そんなもんでしょう。

YB-1のタンクには、7リッター程度入ります。

6リッター+リザーブ1リッターといったところでしょう。

航続可能距離的には120~140kmは走ると思うので、大抵は大丈夫だと思うのですが、やはり山道に入ると、ガソリンスタンドが少なくなるので、満タンにしておかないとちょっと怖いです。

 

しっかりガソリンは入れてから峠道は行きましょう。

YB-1は、リザーブも1リッター。つまりは20km分しか無いので、少し心もとないです。Wだと3リッターくらいリザーブに入るので、60kmくらい走れますから、そこまで不安には思わないのですが、20kmなんて、山道で走ると意外とすぐになくなります。

 

そもそも原付は一度にそんな長距離走るようには設計されていないはずなので、こまめに給油した方が良いです。

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↑しまりんのビーノ50CCは、だいたい40km~50kmくらい走るのだそう。ただ、結局4.5リッターしかガソリンは入らないから航続可能距離は180kmとかそんなもん。

ゆるキャンΔより

 

私のYB-1は、1リッター20km×6L+リザーブ1Lで、満タンで約140km巡航できる。

2stオイルは1Lで1000kmくらいもつ。

 

最近の原付よりは航続可能距離は短いが、十分っちゃ十分。

だけど、普通のバイクの半分くらいしかガソリンは入らないので、山に入る前に給油はしておきたいところ。

リザーブ入れてから20kmしか走らないので、少しだけ心配。(対してWは残り3Lでリザーブ入るので60kmは走る)


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↑一応YB-1にはガソリンゲージが付いてるので、安心感はある。

 

オイルランプは、点灯してから100kmくらいは走りそう。ただ、最近はガソリンスタンドで2ストオイルって売ってるか分からないという心配感。

 

こういう制限がいろいろある中で不便を楽しむというのも、原付の楽しさのひとつだと思います。

 

オートバイの原点はやはり小排気量。

その中でも、2サイクルは現代ではほぼ絶滅した過去の遺物。

それでビルも何も無い山の中を走るのはノスタルジアを感じることが出来ますよ。

 

眼前に広がる大自然

2サイクルオイルが燃えた匂い

2ストロークエンジンの甲高いエンジン音

小排気量車ならではの非力感(不便さ)

 

五感で感じる、ノスタルジア………

 

 

昨今流行りのスポーツバイクで峠を攻めても楽しいかもしれませんが、原付で走るのもまたそれとは違った楽しみがありますよ。

 

今回はこのくらいにしておきます。