最近は、講習にも行ってないですし、特にこれといってネタがないので、かつて私が取った、講習だけで取得できる資格について思い出しながら書いていこうと思います。
完全文系の勉強大嫌いな私でも取れましたし、周りでも欠席以外で落ちている人を見たことがありませんので、大丈夫でしょう。
試験受けるのはハードル高いけど、履歴書の欄が寂しいなぁ………
とか思ったら参考にしてみてください。
講習日程や料金は、各講習機関によって差があると思いますので、大体の金額と日程を書いておきます。
料金も最近は値上げとかもよくあるので、参考程度に。
あとは、既に持っている資格によって免除科目があったりする場合もあるので、あくまで目安です。
あとは、座学だけなのか、実技もあるのか…等ですかね。
実技があると、途端に心配になる方がたまにいますけど、そう心配しなくて大丈夫です。 丁寧に教えてくれる講習機関がほとんどだと思います。
というのも、試験の合格率が悪いと指定講習機関の看板を取り消されてしまうらしい………
そりゃ補習でもなんでもやって受からせますわ。
私も、最初実技かぁ…と心配になったものですが、受けてみると意外とたいしたことはやらなくて、拍子抜けした記憶があります。
だから、不器用な人でも大丈夫。
講習で取れる国家資格は、その殆どが工業系の資格です。
その他はなんの役にも立たない民間のお金稼ぎ用の資格です。あと、名刺に書いたりする用の良くわからないやつ。
正直、講習で取れる資格は名刺に書くのはちよっとなぁ…という感じですが、最大のメリットは、
〇〇の資格を持っていないと〇〇の職務ができない。
という法律上の縛りがある事だと思います。
何か出来るようになるというのは大きいですよね。
今回紹介する資格の中でも、特別教育と技能講習というものに分けられます。
技能講習というと、"技能"と書いてあるだけあって、実技があって難しそうなイメージですが、実技が無い科目もあります。
それでは、特別教育と技能講習の違いってなんなのか………
ぶっちゃけ大して変わりはありません。
やる事はあまり変わらなかったりします。
特別教育は試験が無いとか、簡単だとか、実技が無いとか…そういうわけでもないです。
特別教育でも実技があるものもあります。
あえて言うならば、講習時間が少し違うという点ですね。
技能講習の方が特別教育より上位の位置づけになりますので、その分講習時間は長いです。
例えば、高所作業車であれば、10m以上(無制限)も乗れるのが技能講習。10m未満に限るものが特別教育になります。
なので、特別教育を限定免許なんて言ってる人も居ます。
実際は免許でもなんでも無いんですけど、資格がなければ作業に従事してはいけないっていうのは免許も技能講習も特別教育も同じです。
技能講習の場合は2日〜3日、特別教育の場合は、1日〜2日かかります。
技能講習の方が少し長いですね。
あとは、低圧電気の取扱特別教育やフルハーネス型墜落防止用器具特別教育、自由研削といし、アーク溶接など、技能講習自体が存在していないものもあります。
上記の通り、講習時間的には技能講習の方が長いのですが、技能講習で特別教育でできる内容まで包含されている場合、技能講習を受けておくと仕事の幅が広がると思います。
例えば、酸素欠乏作業従事者特別教育を受けたあとに、自分が職長になって酸素欠乏作業主任者の資格が必要になった場合、前者の資格でできる事は後者の作業主任者の資格を持っていれば全て出来ます。
なので、せっかくなら作業主任者の資格を取ってしまった方が良くないですか?と思うのですが、どうでしょうか。
最初から上位資格が取れるものは、大して難易度も違わない、日にちが1日か2日程度伸びるだけであれば、上位資格を取っておいたほうが絶対に良いです。
ただただ講習日程が短いからとかの理由で特別教育でいいやってのはちょっともったいない気がします。
また、技能講習の方が講習時間が長いぶん、詳しく掘り下げるので安全意識も高まると思います。
それでは、私が受講したものに関して書いていきますので、参考にしてみてください。
※ あくまで私が受けた講習機関での話です。講習機関によって、多少の差はあると思いますので、あしからず。
特別教育
自由研削といし特別教育
- できるようになること: 自由研削といしの取替え又は取替え時の試運転の業務。 いわゆるサンダーという工具ですね。無資格だと工具は使えるけど、ディスクグラインダーの交換ができない。と、サンダーを使うのならば必須の資格。
- 日程:1日
- 金額:8000円~12000円程度
- 実技:あり(実際に自由研削といしの刃の付け替え、試運転を行う。作業着まではいらないけど、袖部分がヒラヒラした服などはよくない。難易度は、工具の刃を付け替えて、動かすだけなので、誰でもできる。工具をONにした後に振り回すようなサイコパス野郎でなければ、全員合格できるレベル)
↑自由研削砥石
※建築現場ではサンダーってよく呼ばれているやつですね。
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育
- できるようになること: 墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る業務。法改正で高所で作業を行う場合に必要になった。
- 日程:1日
- 金額:8000円~12000円程度
- 実技:あり(実際にフルハーネス型安全帯を付けて、ぶら下がり健康器みたいなものに吊るされるので、あんまりオシャレな服装は×。作業着とかジャージとかがよさそう。装飾がついていると、フルハーネスを脱着するときに引っ掛けてしまう可能性あり。フード付きのパーカーなども邪魔そうだった。スーツとかもスラックスに股部分のハーネスがかなり食い込んで傷んでしまいそうなので、あまり良くない。実技に対しての試験は無い。吊るされる体験だけ。フルハーネスのタイプにもよりますが、股か太もものところに体重がかかるので、ちょっと痛い。)
フルハーネス型墜落制止用器具の特別教育を受けてきたよって話 - アラサーおにいさんの備忘録
↑フルハーネス型墜落制止用器具( フルハーネス型安全帯ってやつですね)
低圧電気取扱い業務従事者特別教育
- できるようになること: 低圧充電電路の変電室等の開閉器の操作の業務。電気工事士の資格があってもこの資格が無いとブレーカーの操作ができない。確かに電気工事士試験に安全対策の問題って無かった記憶。あとは、電気工事士の資格が要らないレベルの電線の補修とか仮設分電盤から工具に電線を接続したりそんなのはできるようになる。つまり電気工事士を持っていても仕事で使う場合この資格が無ければお話になりません。
- 日程:1日
- 金額:8000円~12000円程度
- 実技:あり(ブレーカーの入り切り、指差呼称程度。別に難しくもなんともない。ブレーカーをONにして、ヨシ!とい言ったり。オフにしてみたり、簡単な活線作業のデモ(電気は通ってないです)をやったりします。不器用でもオッケー。ちなみに指差呼称は重要、後々事故が起きたときとか、自分の身を身体的だけではなく法律からも身を守るために重要。指差呼称をしっかり行い、安全作業に当たらせていた、その上で起きた事故だって言えるでしょうから。少なくとも自分の責任を軽くできます。)
私は、大企業の某電気業者にて受講したので、学科もなかなかマニアックなものが出ましたけど、自己採点でした。まぁ、一般的な講習機関で受けるのならばもう少し簡単でしょう。
低圧電気取扱業務特別教育を受けてきたよって話 - アラサーおにいさんの備忘録
↑ブレーカー。電気工事士があっても法律上充電されてるコイツには触れない。無念。
高所作業車運転(10m未満)特別教育
- できるようになること:作業床高さ10m未満の高所作業車の運転。
- 日程:1日~2日( 早いところだと1日で実技まで終わらせてしまう)
- 金額:10000円~15000円
- 実技:あり(実際に高所作業車に乗って、動かす。あとは、簡単な点検。高所作業車に乗り降りするのに苦労するとか、そういうのは無いですけど、動きやすい服装がベスト。ヘルメットはレンタルのものをかぶるので、髪をかっこよくセットしていってもペチャンコになる。試験も一応あるけれど、難しくない。学科は言わずもがな講習をしっかり聞いていれば超簡単。実技は自分がやった試験は、倉庫の高所に引っかかっているタオルを取って、違う場所に設置されているフックにそのタオルを引っ掛けるという試験。人が乗るところをバケットとかバスケットというんですけど、バケットに乗りながらレバーで操作します。直感的操作で簡単です。慎重にゆっくりやれば壁に当てたりすることもありません。指差呼称と、ゆっくり慎重にやれば落ちることはありません。指差呼称はやらないと減点されていくのでやりましょう。)
私が取ったときは、学科が半日、午後から実技でした。学科はとても簡単。講習を聞いて、マーカー引いとけば解けるようになります。
実技は確かに最初めちゃくちゃ怖いのですが、一度乗ってしまえば大したことないなと。そんなピーキーな乗り物じゃないんで誰でも操作できます。
↑高所作業車10mでも結構高い。高所恐怖症の方は………向いてないんじゃないかな。
粉じん作業特別教育
- できるようになること: 人体に悪影響を、与える「特定粉じん」が発生する作業に従事する際に必要。(トンネル内で岩石を破砕する際に発生する粉じん、建設現場でのコンクリート粉じん、砥石を使用して研磨する際に発生する切子など、アーク溶接作業時に発生するヒュームなど)
- 日程:1日
- 金額:9000円~10000円程度
- 実技:なし。座学のみです。
細かいことは、以下に受講した時の記事がありますので、参照してみてください。
粉じん作業特別教育を受けて来たよって話 - アラサーおにいさんの備忘録
ちなみに、粉じん特別教育と石綿取扱特別教育又は石綿作業主任者とはまた別の資格になりますので、注意してください。
技能講習
フォークリフト技能講習
- できるようになること:最大荷重1t以上のフォークリフトの運転。1t未満ももちろん運転可能。
- 日程:4日~5日(普通自動車運転免許を持っていると免除科目があります。)
- 金額:40000円~45000円程度
- 実技:あり(これは、詳しくは下記の記事を読んでください。フォークリフトを実際に運転するので、動きやすい服装がベスト。作業着とかジャージとかが良い気がする。スカートとかは×。靴はスニーカーとかでないと、フォークリフトに乗り降りするのが億劫だし、アクセル/ブレーキペダルを踏みづらい。一回大雨で革の防水靴で行ったら、靴底厚すぎてペダル踏みにくかった。試験はあるけれど、 落ちている人はいませんでした。落ち着いてゆっくりやればできると思います。時間も余裕があるので。私も車をあまり運転しない人ですが、普通に合格できました。みっちり練習したあとにすぐ試験なので、練習と同じようにやればOKです。)
私は普通免許所持者の免除コースで受けたので学科1日、実技3日の計4日コースでした。
IHI技術教習所というところは4日間の免除コースのみ、土日だけで取れるコースがあるので、平日忙しい方はおすすめです。
学科は簡単です。やはり構えてしまうのは実技ですが、けっこうガッツリ練習するので大丈夫だと思います。ただ、土日コースだと平日を挟んだ3日目に操作を結構忘れているので注意が必要。それでも落ちている人はいませんでしたけどね。
フォークリフト運転技能講習を受けてきたよって話 - アラサーおにいさんの備忘録
玉掛け技能講習
- できるようになること:最大荷重1t以上のフォークリフトの運転。1t未満ももちろん運転可能。
- 日程:3日(クレーン系の免許や技能講習を受けていると免除科目があります。)
- 金額:20000円~25000円程度
- 実技:あり(詳しくは下記の記事を読んでみてください。実際にワイヤーを使ってクレーンに吊るしたりします。特に大きく動いたりするわけではないのですが、やはり作業着やジャージ等がいいかと。靴はスニーカーか安全靴。別にぜんぜんスニーカーで大丈夫です。みんなスニーカーです。試験はありますが、落ちている人はいなかったので大丈夫でしょう。
詳しくは、私が実際に講習を受けに言った時の記事がありますので、読んでみてください。
玉掛け作業技能講習を受けてきたよって話 - アラサーおにいさんの備忘録
ガス溶接技能講習
- できるようになること:アセチレンガス等の可燃性ガス及び酸素を使用して行うガス溶接と溶断の業務
- 日程:2日
- 金額:18000円~22000円程度
- 実技:あり(詳しくは下記の記事を読んでみてください。溶接機or溶断機を使って鉄板を切ってみたり繋げてみたりします。火を使いますので、作業着が一番いいです。ポリ系のウィンドブレーカーとかだと、火花で溶けちゃうかもしれないので、出来れば綿が1番。焦げて穴空いてもいいやつ。靴はスニーカーか安全靴。溶断の試験がありました。私は結局切れなかったんですけど、受かったので大丈夫だと思います。
詳しくは、私が実際に講習を受けに言った時の記事がありますので、読んでみてください。
ガス溶接技能講習を受けてきたよって話 - アラサーおにいさんの備忘録
酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
- できるようになること:井戸・暗渠・タンク等の酸素欠乏危険場所における作業の主任者。主任者なので作業者達の責任者的な感じ。
- 日程:2日~3日
- 金額:28000円~36000円程度
- 実技:あり(酸素濃度系を使ってみるという体験があります。といっても室内で少し触ってみる程度です。でも使い方を誤って酸素が薄いところに潜ってしまったら大問題ですからね。使い方は覚えておきましょう。あとは、半日程度ですが救急救命講習がありました。教習所とかでやるようなやつ。人が倒れています! あなたは救急車を呼んで下さい!あなたはAEDを・・・ ってやつです。なので、横たわってもいい服装が良いです。)
学科が2日間、実技が1日のような感じでした。もちろん学科終了時にテストがあります。そう難しいものでは無いので大丈夫でしょう。
ちなみに、酸欠危険作業特別教育の上位資格です。 特別教育だと作業に従事することしかできません。この資格を取れば、監督する立場(作業主任者)になることができます。
↑酸素濃度系
地山掘削・土止め支保工作業主任者
★受講資格あり。
満18才以降での経験3年以上または土木・建築・ 農業土木卒業後経験2年以上ある方。 又は土木施工管理技術検定合格者(1級、2級合格者)
土木施工管理技士を持っていても結局実務経験証明書を出させられた。実務経験証明書は会社の支店長などの印鑑が必要。
- できるようになること: 地山掘削及び土止め支保工作業における主任者
- 日程:3日~4日
- 金額:15000円~25000円程度
- 実技:なし
座学のみです。土木施工管理技士を持っている人は、半日のみの講習で終わりました。講習機関によって免除コースがあるところと無いところがあるので、確認してみて下さい。ちなみに私はIHI技術教習所で取得しました。試験は少しマニアックな問題です。実務経験が無いと受けられないので、難しいと思いがちですが、そんなことはありません。講習を聞いていれば、普通に解けるレベルです。
2~3問くらい迷う項目があるかもしれませんが、その他の問題が常識的に絶対違うだろ!という項目がほとんどなので、簡単です。
免除無い方は3日間くらいだったかな。まぁ実務経験が必要なので、本当に必要な方しか取らないでしょうけど。
型枠支保工の組立等作業主任者
★受講資格あり。
満18才以降での経験3年以上または土木・建築・ 農業土木卒業後経験2年以上ある方。
- できるようになること:型枠支保工作業における主任者
- 日程:2日
- 金額:15000円~25000円程度
- 実技:なし
座学のみです。最後にペーパーテストあり。特筆すべきことはありません。詳細については、 こちらの記事を読んでください。
試験も、上記の土止め地山掘削・ 土止め支保工作業主任者と同じく、少しマニアックな問題が出ますが、講習を聞いていれば、 落ちるという事はありません。
型枠支保工の組立等作業主任者の講習を受けてきたよって話 - アラサーおにいさんの備忘録
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
- できるようになること:タンク・ 塔槽等で特化物及び四アルキル鉛等を製造または取扱う作業の主任者
- 日程:2日
- 金額:15000円~20000円程度
- 実技:なし
特定化学物質及び四アルキル鉛作業主任者、有機溶剤作業主任者、 石綿作業主任者は、どれも似たようなものです。座学のみで、最後にペーパーテストがあります。
終始座学で眠気との戦いです。試験問題は、出題範囲は少し広いです。
でも聞いていれば普通に解けるんですけどね。はい。
やり直しと言われていた人もいました。
でもその人だけだったので、ほとんどの人は合格できます。(最終的にやり直しと言われた彼も合格できていました)
有機溶剤作業主任者技能講習
- できるようになること:屋内作業場・ タンク等で有機溶剤を製造又は取扱う作業の主任者
- 日程:2日
- 金額:15000円~20000円程度
- 実技:なし
座学のみ。最後にペーパーテストがあります。特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者と内容的には似ていますけど、扱えるものが違います。
個人的には有機溶剤作業主任者の方が使う場面多いと思います。塗料とかを大量に使う時とか。これと危険物資格があればベストだと思います。
石綿作業主任者技能講習
- できるようになること:石綿を製造又は取扱う作業の主任者
- 日程:2日
- 金額:15000円~20000円程度
- 実技:なし
座学のみ。ペーパーテストのみ。
建築業界にいるならばとっておいた方がいい資格の一つ。 建築物に石綿(通称アスベスト)が含まれている場合、 法令に遵守してしっかり撤去及び処分しなければなりません。 古い建築物にはまだまだ使われている場面が多いです。
昔、体育館の天井の断熱材にアスベストが使われていて、問題になりましたよね?
私が小学生の頃ですから20年くらい前ですか?
調査が終わるまで体育館使用禁止でした。アスベストっていうなんか口に出して読みたい強そうな単語が当時の小学生にはバカウケでした。
この作業主任者資格+下記の特別管理産業廃棄物管理責任者があれば、ベストだと思います。
特別管理産業廃物っていうのにアスベストが含まれるからですね。自分で撤去したり監督して、管理責任者にもなれる。
ちなみに、 石綿使用建築物解体の特別教育の上位資格に当たります。 特別教育だと従事できるだけですが、作業主任者の資格を取れば、 その名の通り作業主任者になれます。講習は、2日かかりますが、 取っておいて損は無いです。
もちろん作業主任者の資格があれば、 自ら作業に従事することもできますので、完璧な上位資格ですね。
管理部・総務部系
事務系の人たちでも約に立つ資格です。
甲種防火管理者・防災管理者
・できるようになること:防火管理に係る消防計画を作成し、 防火管理上必要な業務(防火管理業務) を計画的に行う責任者になることができます。 テナントビルに入居していても必要になる場合があります。
・日程:2日(防火管理者:1日、防災管理者:1日)
・金額:8000円(東京消防庁主催の場合)
・実技:なし。簡単な消防設備の見学会のようなものがあり。 あくまで体験レベルですけど、消火器とかの体験はある。 結構タメになります。設備屋さんは、 あーハイハイってレベルですけど、改めて聞いて、 触れてみると結構楽しいです。
ちなみに、甲種、乙種とありますが、甲種がお勧めです。 さらに言えば、 防災管理者も一緒に取れるコースを受けておくことをお勧めします 。一応甲種防火管理者と、防災管理者は別資格になります。 履歴書が二つ埋まりますね。
東京であれば、東京消防庁主催です。資格は全国で使えます。 私は、秋葉原の消防訓練センターに取りに行きました。UDXの裏側当たりですね。
特別管理産業廃棄物管理責任者
・できるようになること: 特別管理産業廃棄物を排出する際に責任者を決めなければならないのですが、その責任者になることができます。建築業界だと、確かその現場ごとに決めなければならないので、アスベストが含有されている現場が続くと、講習を受けている人が足りなくなる恐れがあります。兼任はたしかできなかったと思います。少なくとも、 私が勤めている会社では、兼任はしないようにしています。
・日程:1日
・金額:14300円
・実技:なし
試験は最後にあります。出題内容、結構迷うやつあります。
でも講習を聞いていれば、落ちることはほぼほぼ無いと思います。“講習を聞いていれば”ですよ。講習をちゃんと聞いていても迷う問題もあった。
これは、その場で点数が出ないので、 不合格になるとまたどこかで試験だけ受けなおさなければなりません。
合格して、やっと修了証が送られてきます。 受講している方は、産廃の業者だけでなく、建築業界、医師の方々(注射器の針などが特別管理産業廃棄物にあたります)も居ました。
講習は人気で、すぐ定員になってしまいます。この資格を持っている人が足りないんでしょうなぁ。
その他
ガス消費機器設置工事監督者
・できるようになること: 給湯器などのガスを使用する設備を取り付ける際の監理監督業務。
・日程:2日(管工事施工管理技士を取得している場合は、 1日の認定講習受講でOK。 その他ガス系の資格も認定講習で取得できるので、 確認してみてください。)
※更新有り。(3年に1回)
・金額:26200円(認定講習は13600円)
・実技:なし
更新講習(自宅学習ですが)受講した記録はこちらから
認定講習の話ですが、特に試験もなく、終始座学of座学で終了。
特筆すべきことはありません。更新が必要なくせに料金も結構高い。利権のにおいがプンプンする。でも一応国家資格らしい。
これからいろいろとまた取っていきたいので、これに追記していきたいと思います。
今回はこのくらいにしておきます。