さて、先日(10月18日)1級電気施工管理技士の学科試験がありました。
↑という事で、とりあえず受けてきました。
※今回はホントに何も分からなかったので管工事の時のように解説はありません。
私の会社はとりあえず設備屋なので管工事だけでなく電気工事もやります。
管工事の中に電気工事も含まれているみたいなイメージですかね。
機械は電気がなければ動きませんからね。
それに、自動制御工事だって電気工事です。(たぶん………)
もちろん電気主体の工事、電気だけの工事も結構ありますけどね。
やっぱりなんでもやれる会社は強いですよね。それだけ担当者の負担は多くなりますけど。
給料は………………上がりませんねぇ………
まぁ管工事だけでなく電気工事や、建築やら土木やらいろいろ経験させてくれる今の会社には満足です。
給料と残業を除けば…………
働く意味とは………?
はい。
今回の試験、私はぶっちゃけ落ちたかと思いました。←毎回これ言う。でも帰り道はいつも絶望してる。
忙しすぎて有給が取れなかったという地獄。そして鬼の残業&土日出勤。
そんなボロボロになりながら迎えた17日の土曜日。
お昼まで泥のように寝てしまい、手を付けたのは午後2時過ぎ。
参考書をパラパラと眺め、夜から過去問をおもむろに解き始めて3年分………
ぜってー足りねぇ!!!
本職の管工事ですら足りないかなぁと思ってたのに。
もう終わりだ……………
そう思って迎えた試験日当日。
重い足取りで早稲田大学に向かいます。
ボロい校舎です。
私の卒業したFランに片足突っ込んでる大学の方が全然綺麗です。
着席、そしていつもの通り準備をします。
私はマークシートの試験の時は、0.9ミリのドクターグリップを使います。
↑色は廃盤だけどこれと同じやつです。
折れないし、書きやすいし、暇になったらペン回しして遊べるのでオススメです。
絶望の午前試合開始
準備が終わり、試験の注意事項が読まれます。
参考書をしまえと言われるまで最後まで読みます。
そして、午前の試合開始の合図。
問題をペラペラペラ………………
↑あっ………(察し)
とりあえず45分もかからずに、解き終えた午前試験。
解き終えた?いや、直感に頼ってマークシートを塗りつぶしただけです。
もちろんまったく手応えは無い。
絶対的に自信がある問題が3問しかない………
あとは、感覚で選んだもの。
良くて半分かなぁ………という感じ。
悪くてほぼ全滅?
とりあえず問題を持ち帰るために最後まで惰眠を貪る。
もう問題を見返す気力も意味も見当たらない。
試験10分前にアナウンスが入り、マークミスが無いかを、ていねーていっね丁寧に確認する。
↑ていねーていねていねー♪
↑新ったっかっらじっま!
デン!デン!デデン!
パッサパサの昼休み
飲み物が無くなってしまい買いに行こうと自販機を探すも、見当たらなくて大人しく教室に戻る。
口の中パッサパサになりながら菓子パンを頬張る。
↑もうこの時点で帰りたかった。
早稲田大学ホントに不便だな。許さんぞ。
そして、GET研究所の参考書をペラペラと………
ちなみに、GET研究所の参考書ってこんなんです。
↑これ
GET研究所の本は過去問ベースに解説が結構丁寧だから好き。
あとは、解説に専門用語をあまり使ってないのが良ポイント。
無駄な知識を詰め込んで爆発させるより、この本で最低限必要なところを押さえて試験に臨んだ方が勝率高いと思います。
私のおすすめ本です。ステマじゃないですよ?もうダイレクトにオススメしたいです。
↑午前の試合(試験)が五分五分(と仮定する)なら、まだ巻き返す余地があるハズだと、自分を鼓舞する。
不退転、午後の泥試合開始
午前が散々の結果だったので午後で稼ぐしかないと気合を入れて臨みます。
まぁ、この試験は本当に「知ってるか知らないか」の話なので気合入れても知らないものは知らないので解けません。
午後試験は電気施工管理、施工管理全般、電気関係法令、建設業法などなので、管工事等とやってきたことが被るので楽です。
勉強していた時もテンションが落ちずに続けられました。
そして、問題をペラペラペラ………
↑問題ペラペラ見た瞬間にもうどうしようもないときってもう、ホントにもうだよね。
午後は半分まで絞れる問題が多かったので、あとは脳ミソのどこかに眠る記憶をもとに感覚で選びます。
選択肢で迷った時に、なんとな〜くコッチかなぁ………と最初に思った方を選んだほうが吉です。
まず、間違っていたときに「やっぱりなあ!」と思う事が少ないですし、なんとなくということは、どこかで同じような問題を見たという記憶が脳のどこかに保存されているのかもしれません。
直感を素直に信じましょう。
↑この音が聴こえたのに被弾したニュータイプは居ないでしょ?
自己採点の結果は
そして、10月19日中に模範解答は公開されていたようですが、本日火曜日に自己採点。
自己採点の結果………
午前試験:15/32
午後試験:23/28
全体で38/60。
合格は60%なので、36点以上で合格です。
科目ごとの足切りが無ければ合格か?
確かセコカン試験は足切りは無かったはず。無かったハズ!!
もう一生受かる気がしないので、二次試験はしっかり対策して行きたいと思います。
まぁ、合格通知書が届くまでは受かってるかは分かりませんが………
来年から難しくなるみたいですし。
ただ、二次試験を何回でも受けられるようになります。
ただし今回の試験は来年度落ちたらそれで終わりです。効果は永続ではありません。
えー………って感じですよね。
一回で受かれよ!!って事ですかね。
ミスができないぶんプレッシャーが………
実地試験は2月です。とりあえず合格通知が来てから、対策を始めます。
感想と総評
学科試験を受けてみての感想ですが、午後試験が比較的簡単で、過去問から出題される傾向が高く感じました。
また、午後試験の法令などは管工事等と被る部分があるので比較的稼ぎやすかったです。
というか午後試験に救われましたね。
午後試験は午前試験に比べると感覚的に解ける問題も多く点数を稼いでいきたいところです。
特に、法令と施工管理なんて2級と大して難易度変わらないので稼ぎポイントです。
午前試験は、例年良くある過去問の焼き直しみたいな問題が今回試験だと2割〜3割もいかない程度で、過去問対策だけでは少し厳しかったように思えます。
午前の試験範囲はなかなか広いです。
過去問にもまったく出てきたことがない問題が結構出題されましたから、少しでも参考書を頭に入れて、取りこぼしは少なくしたいですね。
参考書に出てこない問題は大人しく捨てましょう。
別にそれでも大丈夫です。自信のある問題だけピックアップして答えましょう。
実際の試験は50問くらい出題されますが、実際に回答するのは30問くらいです。
つまり、選択問題が多いので、分からないのはバンバン飛ばしましょう。
ホントに午前試験が半分も取れていないので、非常に危なっかしい綱渡りになりました。
現場の経験が活きたと信じたい。
今思えば、計算問題は全滅しましたが、しっかり計算式を覚えていれば、パターンも多くないので解きやすいかなと思います。
気になるのが2級と比較しての難易度ですか。
電気技術はやはり難しいです。
過去問からの出題からも少ないです。焼き直しは少ない。結構ひねってきますね。
過去問からの出題からあっても、10年前くらい前の古いやつ出てきたり、結構昔の過去問まで遡らないといけません。2級は5年もやれば十分ですが、1級は確実に受かりたいのならば10年くらい必要かもしれません。
出題範囲が広いってのはこういう事ですね。
法令、施工管理技術は2級と大して変わりません。
もともと覚える範囲が結構狭いのもありますが、過去問の焼き直しも多いです。
だからといって午後試験だけに頼り切るのも危険です。バランスよくお勉強しましょう。
勉強法については、もう言わずもがな過去問演習をするしかありません。余裕があれば参考書を読めばいいと思います。けど、漠然と参考書を眺めているくらいならば過去問を一問でも解いたほうがいいです。
過去問から出ようが出まいが、問うてることは似たりよったりですから、なんとかなると思います。
全く同じ問題はほとんど出ませんけど、選択肢の絞り込みや、消去法で消していくことで解ける問題は多いです。
セコカン試験は、過去問研究に始まり過去問研究に終わる。
と、思います。
今回使った参考書
上でも紹介した、GET研究所の1級電気施工管理技士 学科試験。
過去問10年分くらいをベースに、解説を書いてくれている参考書。
出題されやすい過去問とかをピックアップして、それを結構丁寧に解説してくれているので、オススメ。
知識を蓄えて、実務でも活かしたい!という方よりは、とりあえず最小限の勉強で試験に受かりたい!という方のほうが合ってると思います。
動画は見ませんでしたが、YouTubeに解説動画があるらしいです。2級土木の時に見た記憶があります。結構印象に残ってるもんですよ。動画って。流し見でもいいので見ておくことをオススメします。
あとは、過去問集。
↑2級電気施工管理技士の時に使ったから今回も買ったというだけ。淡々と問題と解説が載ってる。
解説はGET研究所より分かりにくいけど、不足は感じない。
これと、過去問のPDFをダウンロードして打ち出して過去問演習。
あ、管工事施工管理技士の合格通知が届いていました。こっちは12月に実地試験です。
これもしっかり取っていかねば………
とりあえず実地試験のGET研究所の本を買おう………
今回はこのくらいにしておきます。