ヘルメット、みなさんはどんなやつを被っていますか?
↑こいつは、ヘルメッポ
フルフェイス、ジェット、半ヘル、※ドカヘル………いろいろありますよね。
僕はもちろんドカヘルです。もちろん現場に出るときはですよ!
↑ドカヘルヤクザ。
ジャケットの"柄"が凄い。真○建設かな。
おっと、特定の企業を連想してしまうような言い回しはいけない。
真○建設には、個人的な怨恨もありませんし、暴力団との関わりは一切無いと思いますのでご安心下さい。
※ドカヘルとは、ドカタ(土木作業員の蔑称)用のヘルメットの略。いわゆる、工事用ヘルメットのこと。
ちなみに、バイクに乗るときはバイク用のヘルメットではなければいけなくて、それ以外を被って運転してしまうと、乗車用ヘルメット着用義務違反という違反があってキップを切られてしまいます。
まぁ実際は原付で工事用ヘルメットを被って運転している人、結構いますよね。
警察もそこまで取り締まっていないのか、いちいち止めている姿はあまり見ません。まぁ法律に適合しているかどうか、裏面のシールでも見ないとわかりませんから、いちいち止めないのでしょう。
個人的に驚いたのが、ロードバイク用のヘルメットを被ってスクーターの前カゴに野菜をいっぱい詰め込んで颯爽と走っていったおばあちゃん。たしか府中で見た。
ロードバイク用のヘルメット×おばあちゃん×スクーター×カゴに大量の野菜というのが個人的にツボ。カゴからネギが飛び出てた。
↑ロードバイク用は、こんなの。穴が空いていて被っていても風が通るように工夫されている。材質は発泡スチロールみたいな感じ。
結構高くてビックリする。
私は、ロードバイク用は、ボントレガーのを被っています。
↑ボントレガー ソルスティス。5千円くらいだった。それでも結構安い方。
ただの発泡スチロールのくせに!!
さて、バイクの話に戻します。
ちなみに私は、初めて原付に乗った時、これが欲しかった。高くてやめたけど。
↑バイク用ヘルメット。
SHOEI J.O. 2万9千円くらい。
ジェットのクセにたっけぇ!。
外出自粛ムードの中、バイク乗りはバカばっかです。駐輪場には多くのバイクが駐車してあり、オジサン達が駄弁っています。
この時期にいくら屋外だからといって、集まって駄弁るのはなんかヤバイ気がする。こんな時期だしやめとけやめとけ。
というか、オジサン達は、なんですぐそんなに人に話しかけられるの?
コミュ力の鬼。コミュ障の敵。
そこまでのコミュ力は僕にはないので、そそくさと店内に入ります。
↑にりんかん 多摩店
ここはそんな人いなかった。
人が多かった、にりんかん 府中店を写真撮れば良かったけど、おじさん達を勝手に写真に収めるのは何か忍びなかったのでやめました。
さて、話を戻しますが、私が欲しかったのは、システムヘルメットってやつです。
↑SHOEI NEOTECⅡ 約6万円也。
フルフェイスの顎部分(チンガード)がガバッと開いてジェットみたいな感じになるんですね。
だから、ジェットより巻き込み風が無くて寒くないし、安全。
何よりメガネかけてる人は楽なんですね。
付けたまま被れますし、脱ぐときも付けたままで大丈夫。
くしゃみや咳が出そうといった瞬間に前部分を開ければヘルメットの中がグチャグチャにならずに済みます。
あとは飲み物を飲みたいって時とか便利ですね。
タバコは………信号待ちでも吸わんやろ。
というようなメリットが沢山あります。
ただ、価格が少し高く、重量があるというデメリットもあります。
これまで私はジェッ党一筋だったのですが、フルフェイスヘルメッ党に移籍してみたいとふと思いました。
が、フルフェイスヘルメッ党だと不便そうだし結局ジェッ党から抜け出せなさそうなので、間を取ってシステムヘルメッ党に浮気したという訳です。
やはりジェッ党ならではの開放感というのがありますのでジェッ党を完全に離党した訳では無いのですが。
適材適所で使い分けていきたいです。
最初に言っておくと、私が買ったのはOGKカブトのKazamiというやつです。
退魔忍にいそうだよね。退魔忍カザミ。
古い人に言わせてみれば、
「ヘルメットといえばSHOEIかAraiだろう!」
と言うのでしょうが、最近はOGKもかなり品質が上がっているようです。
私は自転車用ヘルメットを選ぶときによく見ていたので、OGKという会社を知っていました。あとは、ママチャリの後ろとかに着いてるチャイルドシートなどを作っています。
オートバイ業界では、SHOEI、Araiの次点に位置する感じですね。
OGKの特徴は、やはりその価格の安さにあると思います。正直SHOEI、Araiは高すぎです。
OGKは全体的に価格が抑えられていて、誰でも取っつきやすい金額だと思います。
金額的に言えば、ワイズギアのZENITHシリーズも安いですが、韓国のHJCという会社のOEM製品との事。
※一応HJCはレースにも出てますし、アメリカでは有名な会社らしいです。
↑ZENITH ヘルメット。音叉ちゃんも被ってる!!
(ヤマハグループのワイズギアという会社のブランド)
規格はクリアしてますので、安全面に関しては問題ないと思いますが、開発が韓国というだけあって心配という方もいるでしょう。
あと、何より………
「ヤマハのバイクに乗ってないのにヤマハのヘルメットってどうなの?」
という感情。
こればかりはどうしようもありません。
OGKは自社開発の製品ですので、変な海外設計のものよりは安心かなと。
もちろん価格帯の違う上位2社に比べたら、多少は劣るかもしれませんが性能も十分だと思います。
実際に同条件で事故って比較はできないので、わかりませんが。
じゃあ、価格の差って何が差なのかというと、やっぱりかぶり心地、フィット感とかですかね。あと、シールドなどの操作感、精度とか。
重さは大して変わりません。
さて、何店舗か周ってみてシステムヘルメットを被ってきたので、そのなんとなくの比較です。試着も長時間できる訳では無いのでインプレッション的な感じになりますが。
ちなみにAraiにはシステムヘルメットは無いみたいです。残念。
私が最後まで迷ったのが、
①SHOEI NEOTEC Ⅱ
②OGKカブト Kazami
です。
①SHOEI NEOTEC Ⅱ
システムヘルメットといったらコレ。みたいなところがありますよね。
確かに非常にかぶり心地がよろしい。
しっかりホールドされているような感じがして、フィット感、安心感があります。
首元までしっかり守られてる感が凄いんです。ずっと被っていてもあまり不快にならないレベルで。
シールドの操作感も他のヘルメットよりスムーズでしっかりしています。カッチリというか精度が高いというか。
とにかく被ってシャコシャコ弄ってみるとよろしいです。
アゴ紐は、ラチェット式の簡単ロック機構。これは結構ラクで良い。
SHOEI、AraiはDリングが多くていちいち面倒くさいし、私は嫌だったので、簡単に取り外しができるワンタッチ式やラチェット式が好きです。
↑Dリング式。どうやって通すのかイマイチわからない。
Dリングでないと安全性が〜と言っている人は確かに居ます。
特にArai、SHOEI至上主義の人に多いです。
ただ、そういう人にかぎって同じヘルメットを何年も被っている。メーカー推奨の交換時期はだいたい3年なのに。
デザインは、可もなく不可もなく。シンプル・イズ・ベスト
どんなバイクにも似合いそうです。
ただ、価格が高い。とにかく高い。
↑税込すると約6万円。
上を見たらキリがないけど、高級ヘルメットの部類だと思います。
だいたいライコランドとかで並んでるヘルメットの中でも(ショーケースに入ってるフルカーボンの何万もするやつを除けば)1番高い。
迷ったらコレ!と言いたいところだけど、価格で迷う。ヘルメットに6万払う価値と覚悟があるか。
不注意で落下させたらその時点で安全性は失われます。3年経てば、交換推奨です。
それに6万円かけられますか?
逆に事故にあったとき、高いヘルメットだから助かったとか思うのかな。
②OGKカブト Kazami
今回、私が購入したヘルメットです。
日本のメーカーでそこそこのシステムヘルメットを選ぶとなると、NEOTECか、このKazamiあたりになると思います。
どこにでも置いてあり、人気なのが伺えます。
かぶり心地はNEOTECと比べると少し硬い印象があるのと、被った感じ少し不安定です。
不安定といっても、NEOTECと比べてなので、あまり気になるレベルではありませんから、重心の問題も多少はありますが、1番は、おそらく首元のホールド感の違いです。
NEOTECは首元までしっかりホールドされているのに対してKazamiは少し余裕がある気がします。
なので、同じ被り深さのハズなのに、Kazamiの方が被り深さが浅く感じてしまいます。
あと、耳元が結構余裕がある造りをしているので、なんとなく密着感が薄く、それも影響しているのかもしれません。
逆に、インカムのスピーカーなどが入ってもキツくないのかもしれません。
あとは、硬いというのは、素材の違いだと思うのですが、NEOTECと比べるとKazamiはカッチリしてる感があるのですが、逆にそれが少し安っぽいです。
チークパッドなどはNEOTECの方がフワフワで気持ちがいいです。
Kazamiで限界まで削って貰ったのですが、ちょっと違和感があります。まぁ被っていれば馴染むので大丈夫でしょう。
硬いパンケーキとフワッフワのパンケーキ、どちらが高級かって話ですよ。え?例えが分からない?すいませんでした。
シールドや、チンガードの操作感は普通です。至って普通。特に不満点はありません。NEOTECが良すぎるだけで。
アゴ紐は、ラチェット式です。
↑こんなの。これは楽。
これはNEOTECと同じです。OGKのヘルメットは最近は殆どがラチェット式を採用していて、それと同じです。なんとなくラチェット式はOGKのイメージが強いです。本家かどうか知らないけれど、本家感あります。
デザインは、少し凝ってますね。
↑イケメンが被れば何でもかっこいいの例
特にアドベンチャー系のバイクとか、最近の異型ライトのネイキッドや、フルカウル系のバイクにはよく似合いそうです。
特別クセのある形というわけでもないのですが、気になる方は、ブラックとか単色を選べば良いと思います。
価格面で言えば、だいたい3万円と。NEOTECの約半額です。
これは非常に魅力的。
購入の決め手は価格。
ぶっちゃけもっとお金があったらNEOTECにしてた。そりゃあ倍も値段違ったらかぶり心地も全然違いますって。
値段と品質を比べてみてください。
街乗りしかしない私にとって、NEOTECはオーバークオリティだと思いました。
後は、落下させたときのリスクとか考えたら、ヘルメットに6万は出せませんでした。
次点で、
③ZENITH YJ-19
が候補にありました。
可もなく不可もなくな外見、実売価格が約2万円というコストパフォーマンスの良さ。
重さは、他と対して変わりません。
これも、韓国のHJCという会社のOEM製品ですね。
安全性に関しては、基準をクリアしてるので大丈夫でしょう。たぶん。
個人的に内装が自分の頭にピッタリで、良いなと思いました。
そんなキツキツではなく、自然な感じでした。
確かに、KazamiやNEOTECに比べると安っぽいですが、かぶり心地が悪くないので、そこまで気になりません。
これまで、ZENITHシリーズのジェットを使っていたので、頭もそれに慣れていたのかもしれません。
デザインも見ての通りシンプル。
クセの無いデザインです。
画像はアンスラサイトという色なのですが、これが結構綺麗でした。
アゴ紐は、ワンタッチですね。ラチェット式より簡単。赤いところを摘むと外れるやつ。
↑これ。ZENITHはこれだから楽ちんで好き。
ちなみに、現在は廃盤にちょうどなりました。
2020年5月から、YJ-21という後継モデルが出るみたいです。
YJ-21 ZENITH | ヤマハ発動機グループ ワイズギア
これも実売2万5000円くらいで買えそうですね。これも良さそう!
だけど、どうしても川崎重工のバイクに乗るのに、ヤマハ発動機のヘルメットを被るっていう、何か心情的な問題が邪魔して買うに至りませんでした。
多分、SRとかに乗ってたなら、迷わずコレにしたんだろうなぁと思います。
安いし、かぶり心地も良かったし………
あとは、ちょっと番外編ですが、OGKカブト IBUKI。
↑NEOTECよりカッコいい。シンプル・イズ・ベスト。
退魔忍にいそうだよね。退魔忍イブキ。
これはかぶり心地良かったのですが、既に生産終了で在庫がMしかなくてちょっとキツかったので、やめました。
個人的に凄くかぶり心地が良かったので。残念。NEOTECに届くか!?と本気で思ったくらいです。
デザインも個人的に、1番好きです。シンプル。
現在は、店頭に並んでいる物のみ。
ただ、ちょっと値段は高くて、3万5000円くらい。Kazamiの上位機種として売られていたようです。
このIBUKIでの反省点が現行のKazamiに活かされているようです。具体的に何が?と聞かれるとわかりませんが。
同じ値段くらいで復活してくれたら、コレにすると思います。
ち!な!み!に!
私の大大大好きな、仮面ライダーシリーズに、仮面ライダー響鬼というシリーズがあります。
その中に、仮面ライダー威吹鬼(イブキ)というライダーが登場します。
やっぱ、か…かっけぇ………かっけぇよ威吹鬼さん………
サブライダーにしては、棘がなく、ガツガツしてなくて、落ち着いた雰囲気で、最後まで味方でいてくれた威吹鬼さん……
いや、響鬼に出てくるライダーは全員カッコいいんですよ。オトナな感じで。
轟鬼は若い感じですが、嫌な奴じゃないんで、好感を持てます。
甘ちょろい精神では変身できませんから、そうなるのもしれませんが。
おっと、響鬼の話は長くなりそうなので、ここまでにしておきます。
今度はちょっとお高めのジェットヘルメットとか買おうかな。と思った今日この頃。
今回は、このくらいにしておきます。